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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから双葉寮では、2019年まで児童養護施設の子どもたちと交流をする「子ども隊」として活動してきました。子ども隊では施設外での宿泊体験を行っていましたが、コロナ禍で中止されて以降、2020年からは数人の子どもを対象にオンライン学習支援を開始し、2022年の夏からは小規模で双葉寮での対面活動を再開しました。
今年の春は2つの隊に分かれて活動をしました。前半隊は3月24日から26日の3日間。学生3名で新潟県長岡市にある児童養護施設「双葉寮」にて対面活動を行いました。
対面活動の目的として、「子どもたちの日常の学習や遊びを通し、お互いを知ることで信頼関係を作ること」「子どもたちがふとした時に思い出すような楽しい思い出を作ること」を掲げました。
活動初日は、初めに寮長の小林さんからオリエンテーションがあり、新潟の児童養護施設の概要、双葉寮の方針などを教えていただきました。
その後子どもたちが遊んでいる部屋に遊びに行きました。初対面でも子どもたちから学生のことを遊びに誘ってくれることが多く、スポーツをしたりボードゲームをしたりなど、好きなことを一緒に楽しみました。
「バレーボールをしよう」と誘ってくれた子とは一対一でパス交換を続けました。ボールが当たる腕が赤くなってしまうくらい2人で懸命にボールを追いかけました。
ドンジャラというボードゲームでは、ルールがわからない学生に子どもたちが「こうやるんだよ」と教えてくれました。最初は数人でプレーしていましたが、段々と人が集まってきて、最終的には子ども3人対学生3人でチーム戦で戦いました。子どもたちの団結力を感じる時間でした。
ドンジャラというボードゲームを囲んでいる学生と子どもたち!負けられない戦いに学生も必死に考えています。
2日目は、子どもたちが学校の離任式のため、13時からの活動になりました。この日はよく晴れていたため、外に出て10人ほどでドロケイをしました。学生が警察役になり子どもたちを追いかけましたが、体力も元気も有り余っている子どもたちを捕まえるのは至難の業でした。
昨日は消極的だった子が「一緒に遊ぼう」と誘ってくれることがあり、心を開いてくれたのかなと感じて嬉しかったです。
また、他の子は「前に来たIVUSAの人を覚えてる」と話してくれました。「〇〇知ってる?」と先輩の名前をあげ、たくさんの思い出を聞くことができて心が温かくなりました。
最終日の3日目は室内でバスケットボールやサッカー、卓球などのスポーツをしたり、ドンジャラなどのボードゲームをしたりして過ごしました。
サッカーでは数字の書いた紙を壁に貼り、ボールで落とすストラックアウトをやってみようと職員さんからの提案がありました。みんなでワクワクしながら的の作成から始めました。実際にやってみるとボールが当たっても落ちにくいこともありましたが、テープの止め方を工夫するなどみんなで試行錯誤してゲームを作り上げることができました。
3日間を通して、児童養護施設での子どもたちの生活を体感し、施設では個性や年齢の違う子どもたちが教えあったり、支えあったりしながら過ごしていることを知りました。また、毎日活動が終わってから振り返りの時間を1時間とっていました。そのなかで、子どもたちには様々な背景があり、行動の裏には何かしらの意図や理由があるということを学び、そこに隠れた背景を考えるようになりました。この活動で得たことを今後の子どもたちとの関わりや、一人ひとりの性格に適した学習支援に活かしていきたいです。
最後になりましたが、いつも私たちIVUSA学生を受け入れてくださる双葉寮の皆様、本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。