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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから3月19日に山手線一周清掃大作戦2025が実施され、学生200名、事務局3名が参加しました。3月23日に行われた環状線一周清掃大作戦2025は学生246名、事務局2名、初芝立命館高校の学生17名が参加しました。
山手線一周清掃大作戦2025では、午前は線路の内外上下でルートを分担し、グループごとに分かれて清掃活動をしました。雨や雪が降り、環境的にも体力的にも大変でしたが、学生同士で声を掛け合いました。また、途中休憩を挟み、隊員同士が暖を取りながらコミュニケーションを交わし、モチベーションを維持し、清掃活動を進めることができました。
午後も引き続き、グループに分かれて清掃活動をしました。途中グループのメンバーを変えて、班を越えた交流をしながら清掃活動に臨みました。また、天候が回復したおかげで、隊員の顔色も明るくなりゴールの日比谷公園まで残りの力を振り絞り清掃しました。
活動終盤では、各区内のごみの量の差や、ごみがなぜその場に落ちているのか考えながら清掃しました。
参加した学生からは「今回は勉強会作り手と広報担当として参加をして大変だったけど、勉強会で考えたことを広報の活動を通して、伝えられたのがよかった」といった感想がありました。
環状線一周清掃大作戦2025では午前中、2つのグループは読売テレビと共同で「健活!城まちごみ0・ウォーク」に参加し、運営補助を担当しました。
また、一般参加者1,000人とともに大阪城公園内を清掃し、公園の隅々まできれいにすることができました。一般参加の高校生は、「こんなに楽しみながらごみ拾いができるとは思いませんでした」と話しており、IVUSAの学生からは「公園内のごみは思ったより少なかったですが、それだけ街がきれいに保たれていることを実感しました」との感想が寄せられました。
午後は更に気温が上がり、汗ばむ陽気の中での清掃活動となりました。側溝や公園など、人目に触れにくい場所には多くのごみが残っていると気づき、視野を広くして清掃活動を行いました。街の人からは「すごいね。ごみを拾うことは、幸せを拾うこと」という温かい言葉をいただき嬉しかったです。活動終盤となり体力も限界を迎えていましたが、最後の力を振り絞り清掃活動に取り組みました。
19時ごろ、環状線一周を無事に達成し、大阪城公園で仲間とその喜びを分かち合いました。その後、活動のリーダーからごみ問題に対して「今後も考え続けて欲しい」という話がありました。
今年度の清掃活動はこの活動にて終了ですが、今回の山手線・環状線一周大清掃大作戦の活動で学んだことを元に、来年度以降も引き続き海洋汚染と都市ごみに向き合い、学生中心に取り組んでいきます。ご支援とご協力いただいた方々、誠にありがとうございました。
この事業は、日本財団「海と日本PROJECT」の助成を受けて実施しました。
【回収したごみの総量】
山手線 全体のごみ袋の合計数:104袋(45ℓ)
〈区別〉
・渋谷区:23袋
・千代田区:26袋
・品川区:13袋
・豊島区:11袋
・港区:11袋
・荒川区:9袋
・台東区:7袋
・新宿区:4袋
〈種類別〉
・可燃:26袋
・ペットボトル:19袋
・缶:20袋
・不燃:16袋
・瓶:12袋
・資源:7袋
・プラスチック:3袋
・危険ごみ:1袋
環状線 150袋