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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから2月7日から9日にかけて、学生13名、事務局2名の計15名が参加しました。
IVUSAは中越地震以降、約20年にわたり栃尾でのふるさとづくり活動を行っており、「交流と協働による幸福度の高い地域の創造」を目指し活動しています。
夏には一連の活動のひとつとして、とちお祭に参加し、今回は栃堀巣守神社裸押合大祭に関わらせていただきました。
男子学生は地域の方々と祭に参加し、女子学生は祭の裏方として支えました。
この祭の開催はコロナ以降は2回目、IVUSAが関わらせていただくのはコロナ禍以降初で、実に6年ぶりの参加となりました。
活動1日目は東京から栃尾に移動し、活動2日目の午前中から栃尾ふるさと交流会館や巣守神社にて、祭の準備を開始しました。
男子学生は1本20㎏ほどあるロウソクの運搬やテントの設置、女子学生はのぼりやキャンドルの設置を地域の方々と一緒に行いました。
そして午後7時より祭が開始されました。男子学生は祭に参加し、女子学生は甘酒の配布や福引の景品交換を行いました。
約1時間半行われた押し合い祭は、幅広い年齢層の方が参加しており圧倒されるほど人々の勢いと熱気に満ち溢れていました。
そして祭のあとの懇親会ではお酒を交えながら、IVUSAと地域の方々の交流を深めました。
また地域の方々からは「今まで当たり前だと思っていた祭がIVUSAが参加したことにより新たな魅力を見つけることができた」「IVUSAが祭に参加してくれたおかげで外に出るきっかけとなった」等の有難いお言葉をいただくことができました。
活動最終日は、区民の方々と昨夜の祭の後片付けと宿舎清掃を行いました。片付け終了後には、地域の方から「来年もまた是非参加してほしい」とお話をいただきました。
帰ってきてからの事後勉強会では、これからの栃尾との関わり方、感想や意見を話し合うことで地域活性化活動についての理解を深めることができました。
【プロジェクトマネージャーから】
まずは、IVUSAが裸押合い祭に参加できたことを嬉しく思います。コロナウイルスや能登半島地震の影響で、しばらく参加できていませんでしたが、今年ようやく復活を果たすことができました。隊員の全員がお祭初心者であり、また栃堀の豪雪を目の当たりにするのも初めてでした。しかし、地域の方々との交流を通じて、不安を感じるどころか温かく迎え入れてもらえたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。特に嬉しかったのは、地域の方々がIVUSAのことを覚えていてくださったことです。久しぶりの訪問にもかかわらず、「また来てくれたんだね」「IVUSAが戻ってきてくれて嬉しい」といった言葉をかけてもらい、改めてIVUSAと栃尾の深い繋がりを実感しました。
また、お祭の準備や懇親会を通じて、地域の方々と親しくなり、隊員同士の結束も強まりました。今回の活動を通して、地域とIVUSAの関係が再び活性化し、裸押合い祭という伝統行事の一員として関われたことを誇りに思います。
この復活を一過性のものにせず、来年以降も継続して活動を続け、より多くの参加者を募り、さらに活発な交流を生み出していきたいです。IVUSAができることを模索しながら、地域の未来に貢献できるよう尽力していたらなと思います。(立命館大学 下田 一貴)