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近畿「子どもの水辺」交流会in 滋賀2024に参加しました

 11月9日に滋賀県琵琶湖のビアンカ船上にて行われた近畿「子どもの水辺」交流会in 滋賀2024にIVUSA学生4名、OB1名が参加しました。

 この交流会は、近畿各地で水辺に関する活動に取り組んでいる小・中学生が活動について発表するとともに交流を深め、地域ぐるみの水辺活動の継続・広がりを共につくり、守り、育てることを目的として、 近畿「子どもの水辺」交流会実行委員会(主催)、近畿「子どもの水辺」交流協議会(共催)により開催されました。
 滋賀県での開催は10年ぶりとなり、5府県の17団体に所属する約125人の子どもたちが参加しました。

 午前10時頃より大津港で開会式が行われ、主催者より挨拶がありました。

 子どもたちは船上でプランクトン観察をするための採水を見たあと、ビアンカに乗り込みました。子どもたち全員が集まり、琵琶湖の概要、参加団体の紹介がされたあと、5グループに分かれて、活動について発表しました。

 私たちIVUSAは活動発表の司会進行をさせていただきました。

 小・中学生は水辺の活動を積極的に行っており、水に浮くヨシ船を造ったり、学校内の放置された池に砂地を入れ、植物を育てたりして生き物が住めるように整備するなどの活動をしており、また質問タイムでは積極的な質問、回答が多く、子どもたちの意欲を感じることができました。
 
 昼にはビアンカのデッキで、ラムサールびわっこ大使OBOGによるびわ湖のお話があり、実際の活動を通じての山、川、湖、農業、漁業などの紹介がありました。

 午後には、びわ湖に関する体験活動として、パックテストを用いた水質調査・水槽内の魚観察、顕微鏡を覗いてのプランクトン調査が行われ、子どもたちは夢中になって参加していました。

 また私たちIVUSAはオオバナミズキンバイ(以下オオバナ)除去活動について発表させていただきました。子どもたちは「オオバナを知ってる!」と言ってくれたり、オオバナに関するクイズでは元気よく答えてくれたりして、オオバナカードを配布したら宝物のように受け取ってくれて嬉しかったです。

 最後はみんなで「体験プログラムを通して、琵琶湖についてどう感じましたか?」「素敵な琵琶湖を守るため、未来につなぐために、一番大事なことは何ですか?」の二つの質問をグループ別交流会、全体交流会で意見を出し合い終わりました。

 今回初めての参加で、体験プログラムや交流会の司会を担当させていただきましたが、子どもたちは好奇心旺盛で夢中になって取り組み、交流会では元気よく、発表、質問、交流をしてくれて、とても嬉しかったです。

 また実行委員会の方々からも、「大学生が運営に関わってくれて、とても活気があった」「来年も是非お願いしたい」と言っていただくことができ、今後の水辺の交流会に繋げることができたと思います。

 今回このような貴重な機会をいただき、関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。(立命館大学1年 北村 大和)

主催/近畿「子どもの水辺」交流会実行委員会
共催/近畿「子どもの水辺」交流協議会
協力/滋賀県立琵琶湖博物館、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、 ぼてじゃこトラスト、(株)共立理化学研究所、滋賀県流域政策局河川・港湾室