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【春プロリーダー紹介】長崎県対馬市海岸清掃活動 遠藤 陣(東洋大学4年)

 こんにちは!長崎県対馬市海岸清掃活動7次隊でプロジェクトマネージャーを務めます、東京白山クラブ4年遠藤陣と申します。

●どんな活動?
「国境の島」対馬。九州と韓国の間に位置する対馬は海流や偏西風によって大陸由来の海洋ごみが漂流してきます。その上、対馬の特徴的な入り組んだ海岸線を描くリアス式海岸がそのごみを絡めとり、大量のごみが漂着しています。
 まさに日本海の海ごみネットで、「日本一海洋ゴミが漂着する地」とされています。現地の海岸を訪れると、日本のごみより外国のものの方が多いことに驚きます。

 対馬隊は、このような日本の海洋ごみ問題の最前線の地で、その深刻さや規模の大きさを実感しながら清掃を実施し、その姿やゴミの現状を社会に発信しています!また、ワークショップやクリーンセンター見学、活動発信のためのイベント参加など、活動は清掃だけに留まりません。清掃活動には現地の高校生や韓国の人の方々も招き、IVUSA内外問わず海洋ごみ問題へアクションできる人材を育成しています。

●参加しようと思ったきっかけ
 私が対馬隊に初めて参加したのは、2年生の夏でした。2年生でIVUSAに加入した私にとっては最初の活動でした。
 加入が新歓期間のギリギリで募集も少なくなってきた中で、「たまたま日程が空いていて募集枠が残っていたから」が対馬隊参加のきっかけでした。もちろん海洋ごみ問題は、ごみを食べたり絡まっている生き物の写真を見かけるたびに悲しい気持ちやなんとかしたいという思いは持っていましたが、はじめはその程度でした。

●ここがおススメ!
 まずは海洋ごみ問題をしっかり実感することができる点です!日本一の海洋ごみとその多様性は対馬でしか体感できないものです。現地に行って自分の目で見ることで感じられることが多いはずです。その上、対馬隊は清掃以外の活動にも取り組んでいる隊です。海洋ごみ問題に挑むなら対馬隊だと胸を張れます!

 さらなる魅力は、対馬が大好きになるということです!対馬に愛着を持つことで、対馬の問題にもより積極的にアクションができるはずです。対馬隊では観光や魅力体験も大切にし、そのための時間を確保しているので、帰る頃には全員必ず対馬が大好きになります。長いようであっという間の3泊4日が終わり、博多に向かう帰りのフェリーでは、対馬や対馬隊が大好きで終わるのが寂しいと涙する人もこれまでにいました。
 話せば1時間くらいになる程魅力も価値も溢れる活動です。IVUSA内外問わず、ぜひ一度関わっていただけたらと思います!