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【春プロリーダー紹介】岡山県備前市日生諸島活性化活動 梅澤 宇生(同志社大学4年)

 こんにちは!岡山県備前市日生諸島活性化活動でプロジェクトマネージャーを務めます京都京田辺クラブ4年梅澤宇生です!

●どんな活動?
 日生諸島は瀬戸内海国立公園の指定を受け、大小13の島々で構成される場所です。そんな日生諸島は海を生業とし発展してきました。
 しかし、高度経済成長期の海洋汚染の影響を受け、豊かな海を失ってしまいました。その中でも、漁業協同組合や専門家との研究や漁師さんなどの努力により豊かな海に戻りつつあります。このような人の手が加わることにより生物生産性・生物多様性が高くなった沿岸海域のことを“里海”と呼びます。

 IVUSAでは2015の9月から現地へ足を運び続け、7回目の活動から一貫して「住民参加型の“里海”のテーマパークをつくる」を活動の目的とし続けてきました。現在、日生諸島は地球温暖化、海洋酸性化、海ゴミやマイクロプラスチック問題と様々な海洋問題に加え、漁師さんの後継者不足も大きな問題となっています。このような問題に真摯に向き合い対応することで、日生諸島の中心である“里海”の保全と活気ある日生諸島の形成に寄与すること目指し活動をおこなっています。

●参加しようと思ったきっかけ
 2年生の春、学生役員になる前に少しでも今の自分から成長したいと思っていたところに先輩から勧めてもらい、そのことがきっかけで初めて参加しました。その活動中に行われたミーティングの内容の濃さ、出会った仲間、日生諸島の魅力に惹かれ、活動に参加し続けてきています。4年生最後の活動ということで、これまでお世話になってきた方々や日生諸島から受けた恩をプロジェクトマネージャーに挑戦するという形で返していけたらいいなという思いで決意しました。

●ここがおススメ!
 まずは、何といっても里海と呼ばれる海を中心とした日生諸島が魅力的な場所であることです!温かい地域の方々や漁師さん、牡蠣をはじめとする豊かな海産物や綺麗な海、夕日などを活動中存分に感じられるそんな場所です!

 また、活動の本質について考える機会が多いということも魅力だと思っています。地域活性化の活動なのに清掃活動をしているのはなぜなのか?かき祭りに自分たちが出店することで日生諸島の活性にどう繋がるのか?といったように活動一つひとつに対してどのような意義があるのかを一人ひとりが問いかけます。

 更に、日生諸島における地域活性化とはどういうことなのか、自分たちにどのようなことができるのかを考えることで、次の活動に繋がり、自身の学びにもなると思っています。