私たちは月に一度、滋賀県東近江市愛東地区に行き、NPO法人愛のまちエコ倶楽部の方々と共に里山保全活動を行っています。今月は5月19日（日）に57人の学生が参加し、エコ倶楽部さんに任されているIVUSA区画の整備や愛東地区の農家の方々のお手伝いである援農を行いました。

　今回の区画の整備では、来月に行われる京阪春合宿で使う薪集めや区画の入り口にある橋の補強をしました。

薪を集めています。

　気温が快適であったこともあり作業ははかどり、京阪春合宿で使うには十分な量の薪を集めることができました。しかし、初めは天候が良かったのですが、午後からは雨が降り始めたため作業は中止となりました。

勉強会の様子

　予定していた作業を変更し、NPO法人愛のまちエコ倶楽部の方に勉強会を行っていただきました。里山とエコ倶楽部さんとの関係や里山の現状をお話していただき、さらに理解を深めることができました。

農家さんのお手伝いの様子

　また、今年は地域活性化も視野に入れ、援農をはじめとした農家さんとのつながりを大切にしたいと考えています。参加した学生も「つながり」の温かさを感じとり、笑顔で援農のお話をしてくれました。援農を通して愛東地区の農家さんとの絆が深まったと思います。

　来月の里山保全活動は6月16日（日）に行います。これからも地域の人に里山に入ってもらえるように区画の整備をし、援農を通して地域の人々とつながりを深めていきたいと考えています。（立命館大学2年　上西 祐里）