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新潟県長岡市とちお祭活性化活動

 8月23日から8月26日の4日間にかけて学生31名、地元高校生1名、理事1名、事務局2名が活動しました。

 活動1日目、栃尾祭の会場のひとつであるトチオーレにて、栃尾甚句保存会の皆様から大民謡流しのご指導をしていただきました。その後、栃尾祭のオープニングイベントや芸能祭で披露するよさこいの練習をしました 。

 夜は、原町地区の方々に、私たちIVUSAも出場する「全日本樽みこし綱引き選手権大会」に向けた練習や、原町地区の神輿渡御に参加させていただくにあたって神輿の担ぎ方を教えていただきました。練習後には、地区の方々と食事を交えた交流会を行い、親睦を深めさせていただきました。

 とちお祭1日目である活動2日目は、オープニングイベントにて、お揃いのTシャツと法被を着用して、よさこいを披露しました。今までの練習の成果を存分に発揮し、会場を盛り上げました !

 その後、とちお同住会代表・千野義夫さんから中越地震をきっかけとした IVUSAの出会いのお話を伺いました。IVUSAの栃尾での活動は、今ではお祭りを通りした地域活性化事業となっていますが、最初は中越地震や豪雪に対する災害救援活動から始まりました。

 夜は、大民謡流しと神輿渡御に参加させていただき、大民謡流しでは、「IVUSA!」「同住会!」という学生達の元気な掛け声をかけながら、栃尾甚句に合わせて踊りました。神輿渡御では、初めて神輿を担ぐ学生たちが多い中、最後の舞い込みまで原町地区の方々と共に無事に終えることができました!渡御の後は、神輿団体の方々と直会(なおらい)をし、栃尾名物・あぶらげをごちそうになりました。

 とちお祭2日目である活動3日目は、トチオーレにて芸能祭に参加し、お揃いのTシャツと法被を着て、よさこいの披露をし、学生の元気を栃尾の地域の方々に届けました。また、樽みこし綱引きは、チャレンジシップに出場し、原町の皆さんと対戦し、悲願の初勝利を収めることができました。学生たちは喜びを分かち合いつつ、原町の皆さんに感謝をお伝えしました 。

 その後、とちお同住会の方々と交流会を行いました。とちお同住会の方から、「今年も来てくれてありがとう。また来年もぜひ来てね」と学生たちにおっしゃってくださいました。交流会後は、とちお同住会の方々と一緒に花火を見に行きました。

 活動最終日は、事後勉強会をしました。事後勉強会は、栃尾について学生たちそれぞれ興味のあるものを調べ、発表したり、活動の感想を共有したりしました。
 学生 は、栃尾にある珍しい野菜について発表し、野菜の特徴を調べることだけでなく、実際に食べた人のリアクションも調べ、発表を聞いた学生が追体験をできるような工夫がされていました。また、学生 は、「“お祭り”は地域に住む人々の生活に密着しており、地域の人々の繋がりを保つ大切な行事であることに気づきました」と祭事の重要性について感想を述べました。

 事後勉強会の後は、解団式を行いました。本活動のリーダーである ・橋本鈴音(国士舘大学4年)は、4日間の活動の反省点や成果について参加した学生と共有し、本活動を締め括りました。帰路の道中に道の駅R290とちおに寄り、サプライズとして学生たちは本活動のリーダーたちに寄せ書きを贈り、感謝の気持ちを伝えました。

 本活動では、良かった点も至らぬ点も両方ありましたが、反省点を活かして、より栃尾地域を盛り上げられるような活動を栃尾の方に次回お届けできるようにしていきたいと思います。
 4日間の活動でお世話になった皆様、この度は誠にありがとうございました。