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新潟県長岡市長岡まつり活性化活動

 活動1日目は、アオーレ長岡に到着後、本協会理事で長岡市議会議員の桑原望さんから中越地震から現在に至るまでのIVUSAの長岡の活動についてお話いただきました。
 その後、NPO法人ネットワーク・フェニックスや一般社団法人長岡青年会議所の方々による勉強会が行われました。勉強会では、中越地震やフェニックス花火の歴史や、長岡空襲や戦災復興祭としての長岡まつりの意義について学び、平和を未来に繋ぐ使命感を強く抱きました。

 夕方には、柿川に移動し、灯籠流しを行い、神輿渡御に参加しました。地域の方々と学生が一丸となって神輿を担ぎ、地域との繋がりを深めました。

 2日目、3日目は、フィールドワーク・フェニックス花火の募金活動組と、フェニックス観覧席の運営補助組に分かれて活動しました。
フィールドワークでは戦災資料館や平潟神社、長岡震災アーカイブセンター「きおくみらい」を訪れました。実際に、長岡空襲や2004年に発生した中越地震の映像や資料を見学し、平和や災害について考えるきっかけとなりました。

 観覧席の運営補助では6つの班に分かれ、NPO法人ネットワーク・フェニックスや地元大学生と協力し活動しました。会場の案内係をした際には、来場者に元気よく挨拶をすることを心がけてましたが、多くの来場者から笑顔で挨拶を返していただきました 。

 フィールドワーク後に観覧したフェニックス花火は、中越地震や長岡の人々の想いを学んだからこその、これまでに経験したことがない感動がありました。

 フェニックス花火の募金活動では「みんなで上げよう!フェニックス!」を合言葉に募金を呼びかけ「来年もよろしくね!」や「がんばってね!」と多くの励ましの声をいただきました。
 老若男女問わず、募金をしていただき、来場者のフェニックス花火への想いを感じ取ることができました。

 最終日には、アオーレ長岡にて、フェニックス花火の関係団体との解散式を行いました。
 解散式では、はじめに長岡市副市長で、一般財団法人長岡花火財団理事長の髙見真二さんよりご挨拶をいただきました。
 また、一般社団法人長岡青年会議所理事長の佐藤洸太さん、NPO法人ネットワーク・フェニックス代表理事の大原邦夫さんからご挨拶をいただきました。大原さんからは、「多くの人に想いを伝え、多くの人の想いを形にするのが募金の魅力であり意義である」との話をいただき、募金の大切さを改めて実感しました。

 最後に、募金の成果報告が行われ、2日間の募金活動で、1,496,134円の協賛金を集めることができました。

 今回の4日間の活動を通して、長岡まつりの歴史や魅力、地域の方々の想いを改めて知ることができました。活動にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
 これからも長岡まつりとフェニックス花火の想いを繋ぎ、「交流と協働による地域の幸福度の高い地域の創造」を目指していきます。(日本大学3年 鬼頭 崇真、国士舘大学3年 市川 蒼明、東洋大学3年 加茂 玲奈、東京家政大学3年 北條 日和)