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【夏プロリーダー紹介】沖縄県戦没者遺骨収集活動 片山 いつき(法政大学4年)

 沖縄県戦没者遺骨収集活動でプロジェクトマネージャーを務めます、東京市ヶ谷クラブ4年の片山いつきです!

●どんな活動?
 そもそも「遺骨収集活動」とは、第二次世界大戦で亡くなられた方のご遺骨を収集しご遺族のもとにお返しする活動です。この活動は国の事業として推進されていますが、ご遺族の高齢化や昨今の情勢などにより、思うように進んでいない現状があります。

 第二次世界大戦末期に住民を巻き込んだ激しい地上戦が行われた沖縄県では、今でも多くの戦没者の方々のご遺骨が眠っています。ご遺族の高齢化が進む中で、ご遺骨は日々風化しています。

 そこで、沖縄県戦没者遺骨収集活動、通称「沖縄隊」では、高齢化したご遺族に代わる担い手として遺骨収集活動に取り組みます。また、平和学習や隊員同士の意見交換を通して、未来の平和のために「いま私たちに何ができるのか」を考え行動に繋げていける活動を目指しています。

●参加しようと思ったきっかけ
 最初は「沖縄に行ってみたい!」という理由で参加しました。
 そうして初めて沖縄隊に参加した時、ご遺骨という最も生々しい戦争の痕跡を目の当たりにして衝撃を受け、戦争記憶の継承や戦後社会の在り方について考えさせられました。また、「戦争」や「平和」という難しいトピックについても率直に意見交換できる沖縄隊の雰囲気に惹かれ、参加し続けています。

●ここがおススメ!
 おすすめポイントは、3つあります。

 1つ目は、活動自体の希少性。遺骨収集活動に取り組む学生団体はIVUSAを含めて日本に2つしかありません!

 2つ目は、温かい雰囲気。人数も50名弱と比較的小規模ですし、毎晩しっかり時間を取って行われる参加者同士の意見交換で自分の考えを率直に共有するうちに、自然と家族のように仲良くなっていきます!

 3つ目は、ロケーション。やはり沖縄という最高のロケーションは大きな魅力です!観光の時間もあるので、きれいな海や美味しい料理も楽しめます!