会員の方はこちらから
>ID/パスワードを忘れた方はこちらから山形県酒田市飛島において6月15日から16日までの2日間、IVUSA学生18名、卒業生1名、事務局2名の計21名が活動しました。
酒田港にて関東・関西・山形学生が顔合わせをしました。
そして、観光ボランティアガイドの方から山形県や飛島についてのお話を聞きながら酒田港から飛島に向かいました。
活動1日目はロウソク岩付近で清掃活動をしました。すぐにごみ袋がいっぱいになるぐらいのごみが 海岸線から離れた傾斜のある場所に溜まっていました。ペットボトルや漁網、海外からの漂着物まで多くの種類のごみがありました。天気に恵まれて気温が高く、汗ばみながらの作業でした。
活動2日目の午前は賽の河原周辺を清掃しました。足場が石のため小さくなったプラスチックごみが隙間に入り、堆積していました。学生は、「足場が悪くて、ごみが集めにくい。ごみの下にもごみがあり、何度掘ってもごみが出てくる」と言っていました。プラスチックや漁網のごみが多く、漁網が絡み合っていて作業の大きな壁となりました。それでも清掃が終わった浜を見ると達成感がありました。
夕方には飛島を出発し、酒田港に向かいました。最後に活動のリーダ-である近野貴輝近野貴輝(東北公益文化大3年)の挨拶によって活動を締めくくり、酒田港にて解散しました。
2日間のごみの合計量は、20リットルの可燃ごみ62袋、漁網40袋、不燃ごみ3袋です。
2日間の清掃活動を通して、海洋ごみ問題に真剣に向き合うことができました。清掃中には観光客が海岸を歩いているのをよく目にしました 。
しかし海岸にはごみが多くあることで景観を損ねています。飛島の景観を守ることに私たちが活動を続けていく意義があることを感じました。
最後になりますが、本活動にご協力して下さった皆様に心より感謝申し上げます。(立命館大学2年 河合 仁恵)
尚、この事業は日本財団「海と日本PROJECT」の助成を受けて実施しました。