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千葉県佐倉市里山自然公園整備活動

 2月27日から29日までの3日間、学生48名、事務局1名、OBOG4名が地域の方と共に活動しました。佐倉里山自然公園は、周辺住民でさえ、存在を認識していないという課題を抱えています。そこで、本活動はこの公園を地域密着型の公園にするために、自然の保全・活用を行い、地域に愛される「憩いの場」となることを目指します。

【2月27日】
 開会式では活動リーダーである三ツ森晃希(東洋大学3年)から、「我々が盛り上げていくので皆さん全力で楽しんでいきましょう」と挨拶がありました 。

 午前は、遊具解体と竹伐採、遊歩道整備の3カ所に分かれて活動しました。

 遊歩道整備ではまず、歩きやすくなるように道にある落ち葉を拾い、階段を利用した人が休める休憩スペースを作成するために、竹を伐採しました。
 竹伐採では、遊具を作成するために地域の方に教わりながら、子どもたちも一緒に作業しました。

 お昼ご飯の際は、地域の方々が炊き出しをしてくださり、地域の方々と話をしながら楽しく交流しました。

 遊歩道整備では、午前中に引き続き、階段整備と休憩スペースに使う竹の伐採を行いました。午後からはOBも参加し 、作業をスムーズに進めることができました。

 遊具づくりでは、午前中に伐採した竹を運搬しました。学生たちで声を出し合いながら、みんなで力を合わせて頑張りました。また、遊具解体した竹で竹炭を作りました。

 午前中は初めて会う学生もいたため、ぎこちない雰囲気もありましたが、昼食中の交流もあり、午後はみんなの仲が深まり、楽しみながら作業に取り組むことができました 。

【2月28日】
 遊具作成では、竹の運搬や選別、紐の結び方の確認をしてから竹の組み立てを行いました。

 遊歩道整備では、階段の整備だけでなく、新たに作成する休憩スペースに設置する竹のベンチや柵の材料の選別を行いました。
階段は新たに土をならし、竹で幅を測りながら利用者が使いやすいよう配慮しました 。

 午後の遊歩道整備では、午前中に引き続き階段整備を行い、休憩スペースまでの道の整備や装飾を行いました。

 また、午後の遊具作りでは、午前中に組み立てた支柱に合わせ、ロープや竹を繋ぐことで、新しい遊具作りの土台を作りました。

 参加した学生は、「学生同士声を掛け合いながら同じ目標に向かって活動することが出来て良かった」と話していました。

【2月29日 】
 午前の遊歩道整備では、昨日に引き続き階段整備と休憩スペースに設置する看板の作成や竹ベンチの作成を行いました。午後には休憩スペースに植樹を行い、多くの方々がゆっくりとできる広場が完成しました。

 また、遊具づくりでは、ジャングルジムの土台に足場と竹を使用した棚の作成を行いました。竹で作成した滑り台や鉄棒も完成させることができ、多くの子どもたちがワクワクした様子で遊んでくれました。

 作業後は解団式を行いました。各場所で作成したものを自分たちの目で確かめ、3日間の活動成果を確認しました。

 最後に、本活動のリーダーである三ツ森晃希(東洋大学3年)から、「本活動に関わっていただいた多くの方のおかげで、とても有意義な活動になった」と挨拶がありました。

 本活動に協力してくださった皆様、誠にありがとうございました。(東洋大学2年 舘林優太)