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長野県飯山市活性化活動(雪まつり・かまくらの里)

 2月8日から12日までの5日間、学生140名、事務局1名で活動しました。
 今回の活動では、活動を通して繋がった人全員で飯山市の未来について考えることを目的としました。

 活動初日は、城址公園(雪まつり会場)、かまくらの里、飯山市文化交流館なちゅらに分かれて、お祭りの準備をしました。慣れない雪の上での活動でしたが、お互いに助け合いながら準備を進めました。

 夜には、お祭りに向けて心を一つにするために決起会を行いました。雪まつり実行委員会の方々にお越しいただき、一緒にゲームや食事を楽しみました。実行委員会の方々から、飯山市や雪まつりに対する想いを聞き、絶対にお祭りを成功させたいという思いが強くなりました。

 2日目は、お祭り本番に向けて最終調整をしました。城址公園(雪まつり会場)と、かまくらの里の両方で、前日から作成していたウェルカムボードの仕上げをして、いよいよお祭りが始まるのだという実感が湧きました。

 夜には、地域の方々との交流会を行いました。飯山市の婦人会「あじさいの会」の方が作ってくださったお食事をいただいたり、地域の方による出し物を鑑賞したりしました。昨年に引き続きこのような機会をいただき、IVUSAを歓迎してくださる地域の方々のあたたかさや、これまで築き上げてきた絆の強さを感じました。

 活動3日目、ついにお祭り当日を迎えました。城址公園(雪まつり会場)では、遊雪エリアの運営補助や、IVUSAの企画を実施しました。
 飯山市の課題や未来を地域の若者が自ら考え、将来的に自分たちの手だけで活性化させることを目指すために、長野県内の大学生を募って一緒に活動しました。

 かまくらの里では、IVUSA企画のかまくらペイントが大人気でした。子どもたちは、思い思いの色やデザインでかまくらを彩り、楽しんでいました。

 活動後には、かまくらの里で花火を鑑賞しました。地域の方の思いが込もった花火を見ることで、お祭り最終日に向けて気持ちが高まりました。

 お祭り最終日の4日目は、城址公園(雪まつり会場)、かまくらの里ともに大勢のお客さんで賑わっていました。

 学生は約3か月前から企画の準備をしてきました。試行錯誤しながら準備した企画を多くのお客さんに楽しんでいただき、喜びと達成感に満ち溢れた様子でした。

 また、飯山市文化交流館なちゅらでは、2日間運営補助を行いました。なちゅらでのイベント開催は4年ぶりで臨機応変な対応が必要とされる場面が多かったですが、皆で力を合わせて成功に導きました。

 活動後に運営者の方から、「君たちがいないと雪まつりは成り立たない、本当にありがとう」という感謝の言葉をいただき、胸があつくなりました。

 2日間を通したIVUSA企画への来場者数は、雪まつりで1,076名、かまくらの里で606名でした。 

 活動最終日の5日目は、活動を締めくくる一日でした。まず、かたりば(勉強会)を行い、飯山市やお祭りに対する考えを共有しました。学生からは、「これからもお祭りを続けていくために、もっと地域の若者を巻き込みたい」という意見がありました。

 最後に雪まつり実行委員会の方々と集合写真を撮影し、5日間の活動が終了しました。

 5日間の活動を通して、飯山市のあたたかさや、地域の方の様々な想いにふれ、たくさんの愛を受け取りました。
 今回学んだことや感じたことを活かして、飯山市の未来のために自分たちに何ができるかを考え、行動し続けます。

 最後になりますが、この活動にご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。(立教大学3年 郡司 萌衣)