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「国際プラスチック条約」に関するワークショップを実施します

 現在、海を含む自然界に大量にプラスチックが流入し、生き物や生態系に深刻な被害を与えるだけでなく、プラスチックの大量生産に伴う地球温暖化や、マイクロプラスチックが人体に取り込まれることで健康への脅威となっています。これまで多くの団体・個人が海岸を中心に清掃活動を行ってきました。地道な清掃活動は大切ですが、それだけではこの問題の根本的な解決は不可能です。

 人類は世界的に大量のプラスチックを生産・消費・廃棄し、この量はさらに増え続ける見込みです。早急にこの「社会のあり方」を変えていく必要があります。そのためには、国際的な対応とその土台となるルール作りが欠かせません。

 気候変動や生物多様性減少といった世界的な環境問題に関しては既に国際条約があり、定期的にCOP(締約国会議)が開催されていますが、プラスチック問題においては存在していません。そこで現在、今年2024年末までに法的拘束力のある国際約束(条約)の文書を制定するための政府間交渉が進んでいます。

 野心的な国際プラスチック条約の発足を目指し、その交渉プロセスにおいて、市民社会の立場から提言している国際環境保全団体WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)の三沢行弘さんから、条約制定に向けた現状や課題、今後の見通しについてお話をお伺いします。そして、私たち大学生や若者世代は、この条約をどのようにすべきかについて意見や提言を取りまとめていきます。

【ワークショップの詳細】
 日時:3月31日(日)13時~16時
 場所:世田谷区太子堂区民センター第4会議室(オンラインとのハイブリッドの予定)
    https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/002/002/d00004098.html
参加費:無料
 主催:特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)
 協力:WWFジャパン
 助成:日本財団「海と日本PROJECT」

【参加申し込み・お問い合わせ】
 以下のフォームからご連絡ください。
 https://forms.gle/a1iWTRBqpomSXTzG8