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【春プロリーダー紹介】カンボジア教育支援活動 池内 真子(法政大学4年)

 チョムリアップ・スォ!こんにちは!!
 カンボジア教育支援活動2024プロジェクトマネージャーを務めます。
 東京多摩クラブ4年池内真子です!

●どんな活動?
 カンボジアは1975年に樹立されたポル・ポト政権により知識人の大量虐殺が行なわれ、教育基盤が崩壊してしまいました。
 そのため、カンボジアでは字が読めずに地雷原の標識が理解できなかったり、思うような職に就けなかったり、なによりこの国を担う人材が育っていないという現状があります。就学率について初等教育は93%と大幅な改善があるものの、卒業率は52%と下がっています。

 IVUSAの活動は2008年から始まり国士舘大学に留学していたフン・シンホンさん(現在はKHJの社長)の「カンボジアを他の国に支援できるような国にしたい」という熱い想いから始まりました。
 これまで8つの小・中学校、1つの図書館を建設し、理科の化学実験、運動会、ゴミの分別講座、歯磨き講座といったスタディーツアーで教育支援活動を実施してきました。昨年度の活動で次回学校建設予定地として「キロ62小学校」が決まりました。

 今回の春プロジェクトでは、キロ62小学校の方々との交流企画やホームステイなど、学校建設活動の基盤となる活動を行います!
 期間は2月17日~24日、人数は10名で実施します。小数隊ならではの結束力で活動します!

●参加したきっかけ
「大学生になったら国際協力のボランティアをしてみたい」という想いが活動に関わる最初の気持ちでした。私が大学に入学した時代はコロナ禍真っ最中だったため、国外はのもちろん、国内の活動も実施していませんでした。それでも、「国内で出来ることがある」とIVUSAがカンボジアの教育支援を国内で続けていることを知り、この活動に参加しました。OBOGの方々からこの活動で経験したことや感じた熱い想いを聞き、感動したことをよく覚えています。

●ここがおススメ!
 カンボジアの子どもたちの未来を夢に見て、創造する手助けができることです!
 私たちの当たり前が当たり前ではない場所で、子どもたちの可能性を夢見て活動します。

 IVUSAはこの活動を始めて約15年の歴史があり、多くの方々に支えられてこの活動ができています。その一員として活動できることは魅力だと思います。
 実際に、IVUSAが過去に建設した小学校を卒業された方が教師となり、その小学校で教師として働いていらっしゃいました。
 カンボジアでIVUSAという言葉を聞くたびに、過去の先輩方との繋がり、”世界中に親戚をつくる”という国際協力のテーマを実感することができます。

 カンボジアは気軽に行ける距離ではないですが、私たちの活動は点ではなく、線で繋がっています。
 カンボジアの子どもたちが安心安全に教育を受けることができれば、安心安全なカンボジアの社会になるはずです。そんな、カンボジアの未来を明るくする活動でもあります。

 沢山の笑顔に溢れるこの活動で、可能性に満ちた子どもたちに安心安全な学校と未来を届けます!