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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから10月8日と9日に京都府立植物園できょうと生物多様性センター運営協議会が主催する「きょうと☆いきものフェス!2023」が開催され、IVUSAから5名参加しました。
このイベントは府内の保全団体・企業及び自然関連施設等の情報発信・交流の場を提供するとともに、これらの団体等のブース出展やワークショップを通じて、子どもから大人まで幅広い世代が自然を「知る・学べる場」を創出することを目的としたもので、今年初めて開催されました。
IVUSAでは環境省から特定外来生物に指定されているオオバナミズキンバイ(以下、オオバナ)の危険性やその取組について知ってもらうために、鴨川での除去活動についてのポスターを展示するブース出展を行いました。
また、2日目の午前中には「生物多様性保全の担い手の拡大」をテーマとした活動交流会に参加しました。
ブース出展ではオオバナの特徴、IVUSAの活動内容と強み、そして今後の計画を発表し、ポスターに興味を持って足を止めてくださる方も多くおられました。オオバナの写真に気づいて反応してくださる方も多く、オオバナの存在が想像以上に知られていて驚きました。
活動交流会では、ポスター展示よりも深い議論を交わしました。行政の方の視点から学生に求めることは「このイベント以外にもいろんな生物多様性の取り組みをしているので参加してほしい、若い人がいることで次世代につないでいける」とお話してくださりました。この話を受けて生物多様性のために学生に何ができるかを考え、アクションを起こしていきたいです。
今回のブース出展を通して、自然に関心がある方も大勢来られ、また除去活動に対しての意見もいただいたので、今後の活動を見直すきかっけにもなりとても有意義なものになりました。また他のブース展示している団体さんとも交流することができ、京都のいきものの多様性について知ることができました。
今回、このような機会をいただき関係者の皆様に深く御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い致します。(同志社大学2年 今村 友哉)
※この事業は平和堂財団環境保全活動助成事業「夏原グラント」の助成を受けて実施しています