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第15回淡海の川づくりフォーラムに参加しました

 10月22日に滋賀県守山市のピエリ守山にて「第15回淡海の川づくりフォーラム」が開催され、IVUSAは「びわ湖の研究者になろうツアー」についての発表と展示を行いました。

 川づくりフォーラムは、「川や水辺と共生する暮らし」「川や水辺と私たちのいい関係」について、川や水辺にまつわる活動をされている方々とともに、発表や展示を通して、それぞれの交流の中で褒め合いながら、其々の活動がより元気よくなることを目指して開催されるものです。今回は16団体が参加し、其々の水辺に関する取り組みが発表されました。

 はじめに、川づくりフォーラム実行委員長の北井香様から川づくりフォーラムの歴史や趣旨について挨拶がありました。

 次に、各団体3分間の発表の時間がありました。IVUSAからはびわ湖の研究者になろうツアーが始まったきっかけや、子どもの環境に対する好奇心、探究心を大事にしながら実施していることを紹介しました。

 その後、3つのグループに分かれ、発表、質疑応答がありました。ここでは、この夏に実施した「水源の森探検隊in高島」について紹介し、森林と川、湧き水の繋がりを体験、実験し子ども達に理想の里山について考えてもらったことを話しました。

 ポスターセッションでは、多くの方に話を聞いていただき、「子どもたちが環境について、自分で答えを考えて発表できるまでの仕掛けが素晴らしい」などのコメントをいただきました。

 午後の発表には進出できませんでしたが、全体討論の中で選考員からIVUSAに「自分ごととして活動していくうえでのモチベーションは?」という質問があり、「子どもたちの声や関係者との繋がり、感謝いただくことがやりがいになり、この学べる環境を守りたいという想いです」と答えました。

 また総合コーディネータの静岡県危機管理部の八木様からは、「去年、地元の静岡県が台風15号の被害を受けたときにIVUSAが駆け付けてくれた。ここの皆さんにもIVUSAの災害救援活動にも注目して、IVUSAの名前を知ってほしい」とのお言葉、紹介をいただきました。想いもよらない繋がりにビックリしました。

 表彰の発表では、IVUSAは「学生パワーが保全から再生、創造へと繋がるで賞」と琵琶湖と川、里、森の繋がりを通したイベントのユニークさを評価いただき「山紫水明賞」をいただきました。

 今回、フォーラムに参加して、多くの団体が川の環境を守るために、地域や分野を飛び越えて活動をしていることを知ることができました。すごろくを通じて子どもたちが楽しみながら環境について学べる発表があり、すごろくを通して子どもたちが楽しみながらクイズをして学んだり、QRコードで新しい情報が手に入れたりするなどのアイデアは、私たちにとって新たな視点で大変参考になるものでした。

 他団体の発表から、面白いアイデアや知識など沢山の事を学ぶことができ、刺激を受けました。今回のフォーラムで学んだアイデアかし、びわ湖の研究者になろうツアーに活かしていきたいと思います。

 最後に、滋賀県と淡海の川づくりフォーラム実行委員会、選考員の皆様、素敵な機会を作っていただき誠にありがとうございました。