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ラブリ―山中湖環境美化活動

 8月1日と2日の2日間、山梨県山中湖村にて、IVUSA学生22名、事務局1名、合計23名でラブリー山中湖環境美化活動を実施しました。

「山中湖を知り、考え、繋げる」を目的として活動した今回は、山梨県南都留郡山中湖村で行われる報湖祭の花火大会時に、「クリーンパトロール隊」としてポイ捨てを防ぎながら、環境問題の啓発活動を中心に実施。その他にも、山中湖周辺の清掃活動やフィールドワーク、現地の方との交流も行い、目的の達成を意識した盛りだくさんの活動内容となりました。

 1日目には、報湖祭の90周年と富士山の世界文化遺産登録10周年を祝う記念式典に参加しました。山中湖村村長の高村正一郎さんからは、「村の宝である山中湖をしっかりと守りながら、夢と希望のある村づくりをしていく」というご挨拶がありました。IVUSAとしてこれからも、村長の描く村づくりに貢献したいと感じました。

 そして、花火大会の前には、ラブリー山中湖有志の会の皆さんと、山中湖のことや環境問題のこと、学生の生活の話などをしながら交流する「クロスカフェ」を開催し、親睦を深めました。ラブリー山中湖有志の会とは、山中湖の景観を守り次世代に繋げるために、環境美化活動を行う団体です。

 その後、花火大会が開催され、「クリーンパトロール隊」として、ラブリー山中湖有志の会の皆さんとともに清掃活動を行いました。報湖祭には屋台も多くあり、屋台で購入した飲食物の食べ終わったゴミを持っている方が多くいました。そういった方に声をかけたり、「ゴミ回収しています!」と声を出したりして回り、ゴミを回収しました。ゴミを回収すると「ありがとう」という言葉が返ってくることに感動する隊員が多くいました。花火の観覧も楽しみながら、清掃活動を終えました。

 2日目には、山中湖村の2つの地区に分かれ、ラブリー山中湖有志の会の皆さんや地域の方々とともに合計63名が清掃活動をしました。

 前日の花火大会で花火が打ち上げられた平野地区には、打ち上がった花火のゴミが多く落ちていました。地域の方々と山中湖の魅力を語り合いながら、強い日差しの中、協力してたくさんのゴミを回収しました。

 その後、花の都公園と、富士山の景色が綺麗に見えるパノラマ台にて、フィールドワークを行いました。
 花の都公園では、班ごとに行動し、隊員は綺麗な花畑の様子や、班のメンバーの様子を写真に収めていました。
 パノラマ台では、あいにく、富士山は雲が被っていましたが、それぞれの班で素敵な写真を撮ることができました。

 この2日間を通して、山中湖村の綺麗な景観の裏にある環境問題や、ラブリー山中湖有志の会の皆さんを中心とした地域の方々の山中湖への想いを知ることができました。ラブリー山中湖環境美化活動は今回で3回目の活動でした。今後もこの活動に携わり続け、山中湖村の環境美化について、考え、発信し、より山中湖の魅力を伝えられる活動にしていきます。

 今回活動にご協力いただいたラブリー山中湖有志の会の皆さまをはじめ、学生を暖かく迎えてくださった地域の皆様、ありがとうございました。(昭和女子大学4年 木下 きあら)