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滋賀県立大学の学生向けに危機対応講習を実施しました

 7月12日に滋賀県立大学にて、当協会職員よる危機対応講習(CMT)を開催しました。

 滋賀県立大学では、“スチューデントファーム「近江楽座」‐まち・むら・くらしふれあい工舎‐”(以下:近江楽座)という、地域貢献を目的とする学生主体のプロジェクトを募集・選定して全学的に支援する教育プログラムを実施しています。
 近江楽座では農作業、古民家等の建物改修、子どもや高齢者との交流、被災地復興支援など様々な取り組みを行っており、参加する学生の安全管理の意識向上を目的にスキルアップ講座を開催しています。

 2016年から、「ボランティア活動における実践的安全管理について」というテーマで、2時間の講習を担当させていただいており、コロナ禍の中断期間を挟み今回で6回目の実施となりました。
 当日は、近江楽座で各プロジェクトのリーダーを務める学生など、20名の学生に受講していただきました。

 講習の内容は、①リスクヘッジについて、②活動先でのKY活動(危険予測・予知活動)、③交通事故予防に関する安全管理チェックシートの作成を行いました。
 講習では、一方的な座学形式ではなく、受講学生自らが考え、グループで意見交換するグループワークを中心に行い、各グループがまとめた内容を発表していただきました。

 CMTは、IVUSAが社会や人々の営みに存在する危機を分析・研究した成果と、過去30年間にわたる災害救援活動等の現場で得たノウハウを、実践的かつ誰にでも出来る応急救命法や安全管理法と組み合わせたものです。
 IVUSAでは研修プログラムのご提案も行っています。詳しくはIVUSAのホームページをご覧ください。
 https://www.ivusa.com/?page_id=114