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新潟県関川村七ヶ谷雪ほたるまつり活性化活動

 2月11日から14日まで、新潟県岩船郡関川村にて関川村七ヶ谷雪ほたるまつり活性化活動を実施しました。この活動には学生24名、事務局員1名、OBOG3名の計28名が参加しました。

 今回の活動は、「関川隊リスタート」というコンセプトを掲げました。「関川の魅力を体感し、未来に向けて協働し、IVUSAと関川の関係を再構築させる」ことを目的とし、準備を進めてきました。
 新型コロナウイルスの影響でIVUSAが関川で活動をするのは2019年冬以来3年ぶりとなり、以前よりも関係が希薄になっている現状があります。関川村とIVUSAの連携を強め、村の活性化に繋げることに力を入れます。

 初日は関川村役場に着いた後、到着セレモニーを行い、関川村での活動では恒例の「ただいま帰ってまいりました」「おかえりなさい」と挨拶を交わしました。その後雪ほたるまつりの会場である旧安角小学校に移動し、翌日のまつりに向けて会場清掃と装飾をしました。

 準備の後、「ミライトーク」を実施しました。ミライトークでは関川村の方々とフリートークをし、参加者一人ひとりが関川への関心を深めました。

 夜には地元の方々との交流会を行いました。お餅や地元の特産品などを差し入れで持ってきてくださいました。村のことやIVUSAのことなど、さまざまな話題で盛り上がり、非常に良い雰囲気で村の方々と交流ができました。翌日のまつりへの期待も高まりました。

 2日目は、前日に引き続き雪ほたるまつりの準備をしました。地域の方々と協力して雪ほたる約1000個と雪像を作りました。予定よりも早く雪ほたるの製作が済んだので、地域の人と一緒に雪だるまやかまくら、車、すべり台などの個性豊かな雪像などを作りました。

 陽が落ちた頃、雪ほたるまつりが始まりました。キャンドルとイルミネーションのあかりが灯され幻想的な雰囲気となりました。お祭りは大盛況で、地域の方々にも喜んでいただけました。

 3日目は、夏に災害救援でお伺いした高田地区を訪問しました。班ごとに分かれ、計20件のお宅を訪問しました。
 訪問先では、「ボランティア来てくれて本当に助かった」と言うお言葉をかけていただきました。「もしIVUSAがいなかったら今の生活はなかったかもしれない」と振り返る方もいらっしゃいました。夏に伺った頃よりも、徐々に復旧が進んでいる様子でした。

 夕食後、大石・山と川に親しむ会の皆さんと、どもんこまつりについての意見交流会を行いました。どもんこまつりは新型コロナウイルスの流行により、2020年以降開催されていません。過去のお祭りの様子や想いを伺うことができました。

 4日目の活動最終日は宿舎を清掃した後、 村民館に移動し、班ごとに分かれ4日間のふり返りをしました。IVUSAと関川村の関係や地域活性化について、意見を交換しながら理解を深めました。

 最後に関川村役場で出発セレモニーを行い、解団式をしました。活動のリーダーの米倉凛(東洋大学4年)から、「色々な経験をしてから、また関川に帰ってきて学んだことを活かしてほしい」と挨拶があり、活動の最後に相応しい式になりました。

 最後に、関川村役場の方々やタランペ倶楽部の方々、大石・山と川に親しむ会の方々などをはじめとする関係者のご協力があり、今回の活動を実施することができました。この活動に関わってくださった全ての方に深く感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。(中央大学2年 川原 美緒)