NPO法人国際ボランティア学生協会公式ウェブサイト

会員の方はこちらから

>ID/パスワードを忘れた方はこちらから



MLGsみんなのBIWAKO会議に参加しました

 9月24日に滋賀県大津市にて「MLGsみんなのBIWAKO会議/COP1」が開催され、IVUSAの学生1名が参加し、また分科会にて登壇しました。

 このイベントはMLGs(Mother Lake Goals(琵琶湖版SDGs))に関わる人々が集い、ゴールの達成状況を確認しあい、今後に向けて学び合うもので、今回は行政、市民団体、企業、農家、大学生等、85名が集まりました。

 まず三日月大造滋賀県知事より開会の挨拶と滋賀県におけるMLGsの取組みの説明があり、続いて琵琶湖環境科学研究センターの佐藤裕一様よりMLGsの立ち上がりの経緯、多くの県民が参画して勢いづいていることの紹介がありました。

 午前中の第一部では「シン・びわこなう2022」をテーマに、琵琶湖の現状とMLGsの達成状況を各分野の専門家より報告がありました。各13のゴールに対する県民の自発的な各活動が有機的に連携していることで、持続可能な社会貢献に繋がっているなどの評価の話がありました。

 続いてMLGsみんなの活動報告では滋賀県庁琵琶湖環境部理事の三和伸彦様より過去1年間のMLGsに関する活動の紹介があり、ワークショップから子どもの自然体験など多岐に渡る報告がありました。

 元フリースタイルスキー・モーグル日本代表伊藤みきさん(マザーレイクゴールズ広報大使)と一緒にMLGs体操を踊るコーナーでは、MLGsの13のゴールを身体で表現しました。各ゴールを体操で表現することの凄さを感じました。

 分科会では活動の実践者、専門家による学び合いと議論がなされ、分科会「若者たちのチャレンジ~問題意識を行動に移すためには? 」ではマイボトルを推進する高校生、子ども環境教育で大学生時代に企業された方、琵琶湖博物館学芸員の方々が登壇者として集まり、IVUSAからは佐藤華蓮(関西大学3年)が登壇しました。

 まず各登壇者より活動の取組紹介があり、IVUSAからは外来水草除去活動と「子ども向け、びわ湖の研究者になろうツアー」の紹介をしました。

 議論では、問題意識を行動に移すことをテーマに、登壇者がどのように壁を乗り越えて行動に移したかを深堀りしました。
「やりたい事を言いまくって発信する」「自分一人でやらずに周りを巻き込んでいく」「若いからこそ失敗を恐れずに挑戦できる」など其々の経験より得た工夫を共有しました。
 若い世代の力が重要視されていることを実感したり、大人の方からの広い視野で関わっていただく事で段取り良く進んでいったりなど、色んな方面での繋がりが重要だと感じました。
 また、大人の方より子どもの頃の自然で遊ぶ機会は貴重だという話もあり、IVUSAとしても滋賀県での自然体験を今後も実践していきたいと思いました。

 最後に全体会場で、各分科会の取組みやキーワードの共有があり、新たな繋がりや各活動がより発展していくことが期待される中で、MLGsみんなのBIWAKO会議は閉会しました。


 
 また各分野において最先端で取り組んでいる方々が集まって、議論し、フィードバックをいただく機会は大変学びが多かったです。また分科会で登壇させていただき、IVUSAや自分の経験を発信することで、自分達が行動を起こす意味にも発見がありました。今後も滋賀県で地域に誇りを持ちながら活躍される方々のように、自分も滋賀県の活動や、地元での活動にも誇りを持って活動したいと思います。

 主催者であるマザーレイクゴールズ推進委員会、滋賀県の皆様をはじめ、このフォーラムに関係した全ての皆様に御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。(関西大学3年 佐藤 華蓮)