東京国際フォーラムで行われたグローバルフェスタ2022で、大学生向けの国際協力ワークショップを、対面・オンラインのハイブリッド形式で実施しました。

　10月1日は、IVUSAを含めて計7つの国際協力を行っているボランティア団体が集結し、コロナ禍の中でどのように国際協力の活動をしてきたかを共有するとともに、私がなぜ国際協力をするのかという「原点」を改めて見つめ直しました。

　コロナの世界的な感染拡大に伴い、これまでの活動が制限されている中で、各団体がどのような活動を行ってきたのかを報告しました。

　また、今後の展望や国際協力の在り方について、グループディスカッションを実施して、互いの意見を交換しました。

　10月2日は、日本財団ボランティアセンターによるウクライナ避難民支援のためのボランティア活動「The Volunteer Program for Ukraine」の報告が、実際に活動に参加した2名の学生からありました。

　ウクライナからの「脱出最前線」とも言われるポーランド東部のプシェミシル駅での避難民の支援や、フードデリバリーなどをする中で感じたことを話してしていだだき、ワークショップ参加者もグループに分かれ、日本でもウクライナ支援のためにできることを話し合いました。

　日本にもウクライナからの1,961人の方が避難してきています（9月28日現在）。言語の壁から必要な支援にアクセスできていない人も多く、SNS等を使った情報発信や「言語を学ぶ」というテーマのイベント開催などを通して、様々なフィードルとの人たちとつながることができる場所を作るというアイデアが最後に紹介されました。

　2日間、短い時間でしたが、それぞれが国際協力の原点を振り返る大変有意義な時間となりました。

　
【10月1日の発表団体（IVUSA以外）】
・GLT　https://www.glt-tours.com/
・無国籍ネットワークユース　https://stateless-network.com/
・ラオス学校建設教育⽀援プロジェクト～スーン～　https://laossung.wixsite.com/waseda
・特定非営利活動法人good!　https://good.or.jp/
・特定非営利活動法人インターバンド　https://www.interband.org/
・DOORSー日越交流プロジェクトー　https://nichietsu.jimdofree.com/

■協力
　特定非営利活動法人ボランティア活動推進国際協議会日本（JAVE）
　日本財団ボランティアセンター