6月11日と12日の2日間、静岡県西伊豆町にて6月の現地派遣を行い、学生13名と事務局1名が参加しました。今回の作業目的はIVUSAが西伊豆町で管理を行っている畑である「あめみや農園」の維持管理および落花生の作付けと、地域住民の方々との交流です。不安定な天候ではありましたが、予定していた作業は完遂することができました。

　1日目、現地に到着した最初の作業はあめみや農園での畑の草取りでした。2週間前の5月派遣隊でも畑の草取りを行いましたが、予想以上に雑草が生えており、時間のかかる作業となりました。しかし、ねじり鎌や剣スコップを使い、お互いに協力しながら作業を進めました。

　草取りの作業終了後には、2日目に行う予定の落花生の作付けについて職員から話がありました。この日は試しに4個ほど落花生を植え、作業を終了しました。翌日は40個ほどの落花生を植える予定だったので、私たちは翌日の作業を楽しみに感じながら、あめみや農園を後にしました。

　2日目は、午前8時過ぎから午前9時30分過ぎまで、あめみや農園にて落花生の作付けをしました。私たちは、一つひとつ丁寧に落花生を植え、水やりを行いました。1日目と2日目で合計45個ほどの落花生を無事に植えることができました。落花生の収穫は秋の派遣隊で行う予定で、今から収穫が楽しみです。

　その後、午前10時過ぎから午前11時30分過ぎまでは、宿泊先の賀茂幼稚園の園庭の草取りを行いました。8月に賀茂幼稚園の園庭で安良里祭りが開催予定ということもあり、草取りには地域の方々も協力してくださりました。私たちは、地域の方々と会話を楽しみながら、園庭に生えていた雑草を大量に抜くことができました。

　2日間で行う予定であったすべての作業を終了した後、私たちは西伊豆町の観光名所である黄金崎にて散策を楽しみました。初めて行く学生が多く、写真を撮りながら、皆で景色を楽しみました。

　今回の活動では、作業を完遂できたことに加え、地域住民との交流や、観光地の散策も行い、改めて西伊豆町の魅力を知ることができました。次回の7月2日と3日に行われる現地派遣も頑張ります。ご協力いただいた地域の皆様、ありがとうございました。(昭和女子大学3年　木下 きあら)