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関西活動報告会

 5月12日に京都市呉竹文化センターで関西活動報告会が行われました。
 活動報告会とは、去年1年間でIVUSAが行った活動を、参加者が活動内容、成果、感じたことなどを語る場です。また、CMT(危機対応講習)の大切さを伝える災害シミュレーション劇も学生が熱演しました。最後には、学生代表の石川 貴将(立命館大学4年)や代表理事の下村代表の講演もありました。
 これらを 新入生から保護者、活動関係者の方々や既存会員に向けて見てもらう場です。報告会関係者は新入生に、この会のコンセプトである、「縁~ここから生まれるあなたの世界~」を感じてもらうために、この日を迎えるまでにたくさんの準備をしてきました。

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中間合宿の様子

 当日は新入生300人以上を含む625人が来場し、過去最大規模の報告会となり、立ち見がでるほどでした。
 会場の外には活動写真などの展示もありました。

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展示の様子

 会の始めには、今期IVUSAを担っていく学生役員、役員幹部、学生代表の紹介がありました。各役員を紹介するユーモアあふれるムービーとともにクラブごとにポーズを取るなど、笑いも起き、和やかな雰囲気でした。

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学生代表の挨拶

 報告者による報告では、東日本大震災災害救援活動からスタートしました。活動報告は、その活動を表すムービーから始まりました。また、報告とともに写真や言葉がスクリーンで流れ、視覚にもうったえる報告になりました。どの活動の報告も、それぞれの思いを語り、「縁」を感じられる報告ばかりで会場全体が聞き入っている様子でした。

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東日本大震災災害救援活動の報告

 報告が全て終わった後には、私たちが活動行くための研修として行っているCMT(危機対応講習)の大切さを伝える災害シミュレーション劇を学生が熱演しました。救命救急法を知っていることで助けられる命があるということ、日常で倒れている人がいるときに「大丈夫ですか?」と声をかける勇気が大切であること、また、いつ起こるかわからない災害の怖さを実感させる劇でした。

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災害シミュレーション劇の様子

 会の終わりにはIVUSA代表理事の下村代表からの講演がありました。今の大学生の現状や、社会の現状をうったえる、参加者にとって刺激的なお話でした。

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下村代表の講演

 今回の2013年関西活動報告会では新入生から「自分と同世代の人がこんなにも真剣になっているのだなと知り、驚いた。IVUSAに入って人間として成長したいと強く思った」 「今ある縁を大事にしていこうと思ったし、これからも広げていこうと思った」などのコメントをもらいました。コンセプトである「縁」を感じられる報告会になったと思います。(立命館大学2年 石脇 菜留美)