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京都府宮津市立吉津小学校にて環境に関する授業を実施しました

 10月21日に宮津市立吉津小学校で、5年生の児童7名に対して阿蘇海の環境に関する授業を実施させていただきました。

 IVUSAでは、京都府丹後広域振興局と包括連携協定を締結しており、2015年から京都府北部の丹後地域にて、地域の皆様と連携しながら環境保護活動に取り組んできました。
 一昨年度の冬以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため、大規模な活動の実施は控えていますが、「コロナ禍でも丹後地域のためにできること」として、今回は学生4名、事務局1名の計5名で訪問し授業を行いました。

 今年度2回目の訪問ということもあり、前回に比べて児童たちも緊張がほぐれた様子で授業を開始することができました。

 今回は、前回の授業で児童が興味を持ってくれた、【カキ殻を使ったレンガ(のようなもの)作り】を学生のサポートの下、行いました。

 カキ殻を細かく粉砕したものをモルタル(砂とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料)に混ぜ、アルファベットや牛乳パックで作った型にはめていきます。それを乾燥させればレンガが完成します。

「阿蘇海の匂いがするーー!」「固くて混ぜられない!!」など、児童たちはその感覚を体で感じながら、カキ殻を有効活用する方法を体験していました。

 今回児童と一緒に行ったのは、カキ殻の活用方法の一つである「レンガ作り」のみでしたが、後日、今回の内容をまとめたものを宮津小学校の児童たちが学習発表会で発表する予定で、まだまだ児童たちの「阿蘇海学習」は続きそうです。