会員の方はこちらから
>ID/パスワードを忘れた方はこちらから6月25日から27日にかけて、静岡県西伊豆町活性化活動6月派遣隊と、ロジスティクスマイスター合宿に学生28名と職員3名が参加しました。
【静岡県西伊豆町活性化活動6月派遣隊】
25日夜に西伊豆町に到着し、活動1日目である26日は、休耕田で作業しました。
今年3月にヤーコン・里芋の作付けとマルチ貼りを行って以降、緊急事態宣言の延長により5月に予定していた派遣を行うことができませんでした。そのため伸びてしまった雑草を抜き、バイオ炭作り・バイオ炭撒き・落花生の定植を午前中から夕方にかけて行いました。
この作業には、地元の中高校生4名が参加してくれました。彼らの学校生活や、将来の進路について話を聞きながら、一緒に作業を進めました。
この日はとても蒸し暑く、地面が見えない程の雑草の量と、慣れない手鎌を使った畑作業に手間取りましたが、声を掛け合いながら取り組み、無事予定していた作業を終えることができました。
活動2日目である27日は、西伊豆町の大自然を体感し、資源や魅力を再確認するため、町内散策をしました。
燈明ヶ崎遊歩道ではエメラルドグリーンに輝く海を眺めながら約1時間歩きました。勾配がきつく、みんな息を切らしながらの散策でしたが、時折吹く清々しい風を感じ、リフレッシュしながら大海原の絶景を堪能しました。
藤井わさび園では棚田を見学し、わさびの葉と根を試食させていただきました。これまで食べる機会がなかった部位なので、恐る恐るの試食でしたが、辛さをしっかりと感じ感動しました。
活動中、新型コロナウイルス等の感染対策を徹底しながら、西伊豆町の自然とたくさん触れ合うことができました。
次回は7月10日・11日に派遣を行います。
【ロジスティクスマイスター合宿】
IVUSAでは、ロジスティクスマイスターという資格制度を設けています。IVUSAの活動は移動・食事・住居(生活環境)・装備(資機材)等、基本的に自前で行う自己完結型のボランティア活動を行っています。
この移動・食事・住居・装備などの調達・管理・運用などをIVUSAではロジスティクス言い、ロジスティクスを担う人材のスペシャリストをロジスティクスマイスターと呼んでいます。
合宿1日目である26日は、安全な車両運行のために欠かせない、車の死角の理解、車両の誘導方法、助手席の役割について学びました。
その後、災害救援活動等を想定した、拠点設営訓練を行い、テントの設営や拠点に必要な発電機などの使い方を学びました。
合宿2日目である27日は、タープやブルーシートでの屋根づくりのため、ロープワークを学び、その後資機材の車両への積込訓練を行いました。
また、合宿期間全体を通して、調理訓練や無線機の取り扱いについても、実践を通して学びました。
夏休みには、例年よりも規模等縮小するものの、徐々に活動を再開していきます。昨年度はコロナ禍によりほとんど活動ができませんでしたが、安全かつ効率的に活動を行うために必要なロジスティクスに関する知識やノウハウをしっかりと身につけ、今後の活動に臨んでいきます。
尚、この合宿は、公益財団法人車両競技公益資金記念財団と、西菱電機株式会社から資機材の無償貸与を受け実施しました。