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天竜川鵞流峡復活プロジェクトを実施しました

 4月17日、18日の2日間、長野県飯田市で「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」を実施しました。IVUSA学生3名、OG1名、事務局1名で現地に入りました。

 この活動は、同市竜丘地区を流れる天竜川沿いの渓谷で問題となっている放置竹林の整備、利活用に取り組む現地の市民団体、天竜川鵞流峡復活プロジェクトと実施しています。
 活動実施におけるマンパワー不足、伐採竹の利活用ノウハウの継承のため、2019年からIVUSAの派遣計画が進んでいました。しかし、新型コロナウイルスの影響で2度にわたり活動が中止となっていました。
今回の活動実施にあたり、事前の検温やPCR検査を徹底し、十分な感染症対策を行っています。

 今回の活動は、渓谷に生えた幼竹の収穫とメンマへの加工作業です。メンマの完成までには一か月ほどかかりますが、今回はその下準備をさせていただきました。
 天竜川鵞流峡復活プロジェクト様が作るメンマは「天竜いなちく」として商品化されており、加工作業における衛生管理や、竹の質に対する真摯さに特に感銘を受けました。

 また、今回は参加学生が少なかったこともあり、各々が積極的に動き、今後の活動に向けた関係性構築、より多くの知識吸収に努めました。

 日本各地で竹害による被害が顕在しているなかで、今回の活動は小規模ではありますが大きな前進となったと思います。
 今回の活動、また、今後の活動を通してIVUSAからも竹害に対して更なるアクションを起こしていきます。

 最後になりますが、このような機会をくださいました、代表の曾根原様をはじめ天竜川鵞流峡復活プロジェクトの皆さま、活動に参加されていた飯田市の皆さまに心より感謝申し上げます。
 今後ともよろしくお願いいたします。(東洋大学4年 村川 紗羽)