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熊本県水俣市豪雨災害救援活動

活動期間:2003年7月22日(火)~24日(木)
活動場所:熊本県水俣市
参加人数:5名
協力:財団法人車両競技公益資金記念財団

 梅雨末期の頃。梅雨前線の停滞に伴い、豪雨が九州地方豪雨を襲いました。大宰府で1時間104ミリを記録するなど、福岡県を中心に激しい雨が降り、1日の雨量は300ミリに達していました。その後も梅雨前線は九州北部に停滞し続け、19日の夜半から20日の明け方にかけて、熊本県水俣市の1時間104ミリをはじめとして、広い範囲で非常に激しい雨が降り、1日の雨量は200ミリを超えました。

 この豪雨に対し、IVUSAでは7月19日より情報収集を開始。インターネットや、会員のネットワークを使い情報を得、それをもとに7月21日よりこの災害に対する救援活動を行うことを決定。5名が九州へ向かいました。

 活動は最も被害の大きい熊本県水俣市にて、乾いた土を崩れた斜面に被せる作業、消防団の方と共に行方不明者の捜索作業を行いました。土砂崩れ現場には未だ重機が入っている状況の中、私たちの力は微力でした。しかし、「自分たちに出来ることをやる」。その決意を持って行った今回の活動は、「微力」ではあっても「無力」ではなかった、と感じました。