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新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと」活性化活動

 3月8日から10日までIVUSA学生157人が新潟県十日町市にて雪原カーニバルの運営ボランティアをしました。今年で25回目を迎えるカーニバルですが、IVUSAとしては今回で13回目の参加になりました。今年の雪原カーニバルのコンセプトは「誓い」でした。

 1日目は新宿からおよそ4時間かけて新潟県十日町に着きました。
 
到着次第、十日町市中里支所にてIVUSAの歓迎会を開いていただきました。歓迎会には中里支所長の富井英雄さんをはじめとするたくさんの方々に出迎えていただきました。
 
歓迎会の後は、カーニバル会場の清津スキー場での準備となりました。短い時間ではありましたが、集中して作業を行いました。


雪の回廊を作成しています。

 作業の後は、十日町の方々とIVUSA学生の交流会が開かれました。交流会には十日町市長である関口 芳史さんを初め多く の方々にお越しいただきました。交流会ではたくさんのお話をすることができ、交流を深められました。

 2日目の当日、朝9時から会場のウェルカムボード、スターアート、雪の回廊、ドリームキャンドルなどの設置の準備が行われました。また、午後からは子ども向けのイベントや芸能人によるフリーライブも行われ、会場はにぎやかな声が響き渡っていました。
 
会場の設営と同時に、IVUSAとして露店販売のテントをだし、じゃがチゲ、とんぺい焼き、いももちの販売がされました。この露店販売で使用されたのは地元十日町で生産されている妻有ポークを使用しました。
 
16時頃からはメインキャンドルの設置が行われ18時半に地元の方々とIVUSAの学生が協力してメインキャンドル約2万5千本に点火をしました。一つひとつに明かりが灯ると共に周囲は暗くなり、会場の景色はとても幻想的でした。一つひとつに「誓い」が込められているキャンドルはとても綺麗でした。途中、花火もあがり、会場はとても盛り上がりました。


点灯しています。


雪原一面のキャンドルと花火。

 その後の交流会では、カーニバルの運営を行っている中里支所の方々が来られ、IVUSAと中里の方々との交流が更に深まりました。交流の中で、地元の人と話しではこれからの十日町について、人生のアドバイスなど様々なことを聞くことができました。これからもこの良い関係は持続させなければいけない関係だと思います。

 3日目の午前中は会場、宿舎の清掃をしました。
 
昼食を済ませた後、中里支所の方々に送別会を開いていただきました。中里支所長の富井英雄さんからは「今年は雪原カーニバルの来場者が約一万五千人となり過去一番多かった。また十日町に来てほしい」とお言葉をいただきました。また来年度も十日町で活動ができるように、地元の方々との絆をこれからも大事にしていきます。


十日町の方々と一緒に集合写真。

 最後になりましたが、毎年IVUSAの活動にご協力を頂いている地元の方々、IVUSAのOB・OGの先輩方に感謝申し上げます。ありがとうございました。 (東洋大学2年 田川 真)

【プロジェクトリーダーより】
 
今回25回目を迎えた雪原カーニバル。
 
今回の私たちの活動のコンセプトは「十日町の未来を共に照らすチームを構築する」
 
十日町の方々と一緒に作り上げ、喜びを分かち合ったときに一つのチームとして活動できたということを認識できました。
 
事前準備等をしてくださった実行委員会の方々、地元の方々、IVUSA会員、そして当日実際に会場に来場してくださった多くの方々の想いが一つになり、雪原カーニバル2013は快晴の空に花火を打ち上げ、ゲレンデ一面に広がるキャンドルの優しい灯りに包まれた幻想的空間となりました。2万5千個のキャンドルが点灯した瞬間、こみ上げてくる想いがたくさんあり過ぎて言葉が出てきませんでした。

 私たちにとって地元の方と過ごした時間はかけがえのない思い出となり、十日町の方々の暖かさには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。雪原カーニバルに参加した私たちだからできる情報発信をこれから続けていきますし、これからも十日町の活性のために一丸となって取り組んでいきます。
 
一つの繋がりから始まったこの十日町での活動。年月を重ねたことによって積み上げてきた歴史があります。今回の隊もその新しい歴史の一つとして積み上げてもらえるようにこれからの後輩達と十日町の発展を願っています。

 最後に今回の活動を行うにあたって、雪原カーニバルなかさと実行委員会の方々をはじめ、ご支援、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。(国士舘大学4年 杉山 穂高)