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守山市芦刈園オオバナミズキンバイ除去活動に参加しました

 8月11日に、滋賀県守山市の芦刈園の湖岸にて外来水生植物であるオオバナミズキンバイ(以下オオバナ)の除去活動が行われ、認定NPO法人びわこ豊穣の郷6名、玉津小津漁業協同組合12名、滋賀県庁2名、滋賀県立大学1名、IVUSA学生25名の計46名で活動しました。

 オオバナは、2009年に初めて守山市の赤野井湾で確認され、2014年に環境省から特定外来生物に認定されました。強い繁殖力を持ち、年々その生育面積を拡大させており、これにより水質の悪化や琵琶湖特有の生態系、漁業への悪影響が危惧されています。
今回は芦刈園湖岸のオオバナの完全除去と9月に実施される琵琶湖外来水生植物除去大作戦2019に向けて作業の段取りを学ぶ機会とし、本物のオオバナに触れ、オオバナに詳しい隊員を一人でも増やすことを目的として活動しました。

 学生たちは芦刈園に到着後すぐに作業に取り掛かりました。作業の際にはトラ箱というオオバナを回収し運びやすくするための道具を用いました。

 芦刈園湖岸のオオバナは泥も多く付いていたため、回収した後は軽トラックで赤野井漁港まで運び泥を洗ったり、乾燥させておいたオオバナの袋詰めしたりする作業をしました。

 炎天下の中の作業だったため、こまめに休憩をとりながら進めました。その際には、どのようにしたらもっと作業効率が良くなるのかを話し合う光景も見られました。

 気温が37度になり熱中症が危惧されたため作業は午前11時30分で終了し、活動成果としては、総計約200kgのオオバナを抜くことができました。その後、
 認定NPO法人びわこ豊穣の郷の方々からお昼ご飯をご用意して頂き、玉津小津漁業協同組合の方々と交流を深めながら美味しく頂きました。

 その後、グループ毎に集まって今日の活動を今後のオオバナの除去活動にどう活かしていくかを考え話し合いました。

 閉会式では、今回の活動のリーダーである宮崎将宇(近畿大学2年)から、「琵琶湖外来水生植物除去大作戦2019に向けてオオバナに触れる機会を早めに作ってかつ学ぶものがあったそうでよかった」と挨拶があり、今回の活動は終了しました。

 最後になりますが今回の活動を共に作り上げて下さった方々に感謝申し上げます。(関西大学2年 黒田 桔平)