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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 3月16日、17日の2日間、神奈川県横浜市青葉区にある「こどもの国」での竹林整備活動を行い、学生90名が参加しました。
こどもの国は広い敷地に対して園内の整備は少数のスタッフで行っており、整備作業が大きな負担になっています。園内整備のお手伝いをすることによって子どもたちが元気に安心して遊べるような環境を作っています。
整備しなければならない竹林は膨大にあり、すべて整備し終わるのに10年かかると言われています。
そのため、今回は竹林を整備するだけではなく、学生たちが竹林整備のプロフェッショナルとなり、竹林整備活動の土台となる活動を目指しました。
1日目の活動では、88名での活動で、真竹と孟宗竹が多く繁殖している場所で活動しました。学生たちは、活動までに学んだ内容を意識して、安全に作業を進めました。
作業は2つの場所に分かれて竹を切り進めていきました。作業が始まると竹林整備経験のある先輩たちが竹を切ったことがない学生に切り方を教え、初めは慣れない様子だった学生も午前中の作業が終わる頃にはスムーズに作業が進むようになりました。
また、作業を分担したことで、より効率的に整備活動を行うことが出来ました。
2日目の活動では、89名での活動でした。1日目の反省を改善し、予定時間をきちんと守れるよう気を付けながら作業をしました。
1日目に引き続き竹を切る、3メートルの長さに切る、枝打ち、竹を集積する作業をしました。
全作業終了後には、こどもの国施設管理部の金子知寛さんから、「最初は見えなかった奥の方の竹林が今では夕日に透けて見えるようになりました。コツコツとみなさんが作業をしてくださっているお陰です。何より今回は怪我がなかったこと、とても素晴らしいことだと思います。ありがとうございました。これからもたくさんの学生さんがきてくれることを心待ちにしています」とのお言葉を頂き、今回の竹林整備活動合宿が締めくくられました。
活動は無事終了しました。学生たちは全員で懸命に整備活動の目標達成に向けて取り組みました。天候に恵まれ、作業は順調に進んだため、見通しの良い竹林に整備することができました。
最後になりますが、この場をお借りして本活動へのご支援とご協力をいただいた皆様に心より御礼申し上げます。(神奈川大学2年 原口 明友香)