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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから 8月19日(木)から23日(月)までの活動に、122名の学生が参加しました。
今回の活動は白瀬海岸、砂月海水浴場、剣崎海岸の3か所で行われました。どの海岸にも海から流れ着いた様々な大きさの流木、発砲スチロ―ルなどのごみが多くあり、作業は思った以上に難航しました。
大きな流木は数人で力を合わせて運びました。
また、3日間晴天が続いたことで学生たちの体力も奪われ、熱中症で倒れる者も少なくありませんでした。
しかし、そんな学生を気遣って作業現場近くの会社の方が日陰のある休憩場所を提供して下さったり、養殖漁業協同組合の方が氷をたくさん持ってきて下さったりと、地元の方々が私たちの活動を全力でサポートして下さいました。おかげで、最終日には誰一人欠けることなく、完全撤去を成し遂げることができました。
バケツリレーで流木やゴミを運びました。
最終日の作業の後には、養殖漁業協同組合の方々が魚のさばき方教室を開いて下さいました
これは、養殖漁業協同組合の方々が、学生にもっと魚を身近に感じてほしい、と企画して下さったもので、とれたての魚をさばき食べさせていただきました。
その後に住人の方々とパネルディスカッションを行い、住人の方々の地元に対する想いや、今後IVUSAの活動がより地域のニーズに応えていくためには何が必要かなどをテーマに、住人の方とIVUSAの学生がお互いに疑問や意見を交わしました。
パネルディスカッションに参加して下さった住人の方々です。
そして夕方からは、交流会を行いました。交流会には作業やパネルディスカッションなどに参加して下さった方々、毎日おいしいごはんを作って下さった婦人会の方々など、牛深に住む皆様をお招きして開催しました。
軽食を食べながら地元の方々とIVUSAの学生が談笑したり、○×ゲームで一発芸などの実演形式のクイズをしたりと盛り上がりました。また、牛深支所ハイヤ部の方による素晴らしいハイヤ踊りを見せていただき、その後参加者全員でハイヤ踊りを踊ったことで、学生たちはすっかりハイヤ踊りの魅力に取りつかれたようです。
交流会の様子。
最後には地元の方々と学生がひとつの円になって肩を組んで「明日があるさ」を合唱し、全員の心がひとつになっていたように思います。(立命館大学4年 白井 麻里)
【プロジェクト・リーダーより】
私が活動を通して感じたのは、地元の方々のありがたみと、IVUSAの活動理念でもある「熱意は人を動かし、社会を動かす」を実感したことです。この活動理念の通り私たち学生が天草に対する熱意をもって活動することで、天草をよりキラキラと輝く“日本の宝島”にしたい!と考えていました。
そして私たちの活動は、多くの地元の方々の熱意をもったご支援によって成り立ち、お互いが熱意をもって、お互いのことを思い合っていたからこそ、いままでもそして今年もこんなに実りのある活動ができたんだなと実感しました。(京都大学3年 福本 仁美)
活動の様子は、8月21日付、9月10日付「熊本日日新聞」で紹介されました。
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