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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから「雪原カーニバルなかさと」は全国有数の豪雪地帯である新潟県十日町市で行われる市民参加型のイベントで、今年31回目の開催で、学生113名、事務局2名で運営補助として3月8日から10日に参加させていただきました。IVUSAがかかわるのは19回目になります。
活動初日、現場である十日町市なかさと清津スキー場で結団式を行いました。十日町市役所中里支所の吉楽支所長からは、「共に雪原カーニバルなかさと2019を盛り上げていきましょう」とのお言葉をいただきました。
その後、作業現場にて、現地の中里中学校の中学生83名と合流し、交流しながら、共に活動をしました。
会場入口付近では十日町のゆるキャラであるネージュくんの雪像や幻想的な光の文字のウェルカムボードを作成し、また紙コップに夢や想いを書き、火を灯すドリームキャンドルのブース設営も行われました。
活動2日目、雪原カーニバルなかさとの当日を迎えました。
前日に引き続き会場内での雪像づくりや露店、縁日の準備、運営、キャンドルの設置や交通整備などを行いました。
学生たちと共に作り上げた雪像の前では、嬉しそうな顔でたくさん来場者の方が写真を撮っていく姿がありました。
IVUSAとして出店した露店では、十日町市の食材を使ったそばネギ焼き、とん平焼き、豚モツ煮込みを販売しました。お客さんには、なかなか食べられないもので美味しいととても喜んでくださいました。
夜には雪原カーニバルのメインである、幻想的な2万本ものキャンドルの点灯がありました。ゲレンデ一面にキャンドルを灯し、会場にいた人々はゲレンデ一面の景色に感動し、私たちも十日町市の方々と作り上げてきたこの雪原カーニバルを成功させることができ、とても達成感を得ることができました。
その後、今回のボランティア参加者同士で交流会を行い、有意義な時間を過ごしました。
活動3日目、活動最終日の午前中は雪原カーニバル会場の撤収作業と3日間利用させていただいた宿舎の清掃を行いました。
午後は今年からの試みである、十日町市に対しての知識を深め、私たちに出来ることは何かを深く考え、討論をするという事例発表会を行いました。IVUSAのOBで十日町市役所職員の桑原善雄さんをお招きし、十日町市のことや地域活性化についてお話をしていただき、知識をより一層深めることができました。IVUSAの規模の大きさや、若者の視点といった強みを生かした地域活性化について考えることができました。
その後、十日町市を出発し、21時に新宿に到着し活動は終了しました。
今回は全員が十日町市について深く考え、現場で実践した活動となりました。また、活動を通じて多くの市民の方から歓迎の言葉やアドバイスもいただき、大変有意義なものとなりました。今後も「雪原カーニバルなかさと」に限らず、私たちと十日町市にしかできない地域活性化について考え、実行していきます。
【プロジェクトマネージャーより】
今年で19回目となるこの活動では、雪原カーニバルなかさとを通し、十日町市を盛り上げるため、「十日町市の魅力を掘り起こし、郷土愛を育むきっかけをつくる」「学生にできる地域活性化を考える」という2つの目的を掲げ、活動をしました。
実際に足を運び、地域の方々とお話する中で、十日町市の更なる魅力を知り、各々が地域活性化について考えを深めることができました。今回の成果をこの活動だけで終わらせず、今後に生かしていきたいと思います。
最後になりましたが、活動にご協力いただいた雪原カーニバルなかさと実行委員会、十日町市役所中里支所、十日町市立中里中学校をはじめとする多くの方々に、深く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い致します。(日本大学4年 和久 瑞季)