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2010年度第10回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 9月24日(金)から26日(日)の活動には25人が参加しました。

 今回は通常行われてきた畑作業や古民家作業に加え、とちお同住会の方の稲刈りの作業の
お手伝いを行いました。さらに、中越地震の時の山古志村の村長で、現在は衆議院議員、東洋大学理事長をされている長島忠美さんから中越地震、被災時のお話をお聞きすることができました。長島さんはIVUSAの特別顧問でもあります。

 稲刈りでは、作業に関して、まったく未経験の参加者がほとんどでしたので、はじめは慣れない作業に非常に戸惑っていましたが、とちお同住会の方々の教えもあり、とてもうまく刈ることができました。


稲刈りの方法を教えていただきました。

 古民家作業では今回古民家の玄関のセメントをいったん壊し、新たに作り直す作業をしました。
最初はハンマーなどで壊していましたが、難しくなってくると、機械を使いセメントを壊して行きました。そのあと新たにセメントを流し込み…その後、参加者たちの手形を加えました。次に来る時が楽しみです。

 長島さんの講演では、全村避難という大きな決断、地震によって家々は壊れ、仮設住宅住まいとなったが、仮設住宅住まいになったことで、村内でも交流のなかった人たちが、手をとりあうことで新たな絆が生まれたお話などなどを聞くことができました。

 地震によって破壊されたものは多かったですが、逆に地震があったからこそ生まれたものもあるのだと感じました。
 長島さん本当にありがとうございました!(神奈川大学2年 奥平 大)


全体で記念写真。

活動の詳細は随時とちおブログにて更新中:http://blog.canpan.info/ivusa-tochio/


【プロジェクト・リーダーより】
 10次隊を終えて

 いま、この隊が無事に終えられたのはたくさんの支えがあったからだと強く思います。とちお同住会の方々、長島理事長、じゅんさん、望さん、悠さん、恭介さん、栃尾チームのみんな、10次隊のみんな…。

 6年前の地震が、たくさんの人をつなげるきっかけになり、わたしはそのずっと続いてきた絆に何かの縁でリーダーとして関わらせていただくことになりました。
 そんな絆を感じながら、行った稲刈りの作業は最高だったし、新米は本当においしかった。同住会の人と飲んだお酒は美味しかったし、楽しかった。(東洋大学4年 山口 沙織)