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2010年度第7回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動

 8月1日(日)から4日(水)の活動には41人が参加しました。

 気温も暑くなり、夏の栃尾は鮮やかな緑の景色が広がっていました。
 今回は初日に長岡祭りの神輿を担ぎました。女子は曝しを巻き、男子は褌姿で地元の方々と一緒に参加しました。長岡祭りは盛大で、地元の方々の元気な力を肌で感じることができました。
 2日目と3日目は、午前は普段の活動と同様に古民家と畑の活動を行いました。そして、午後は2組に分かれて活動をしました。


長岡祭りの神輿を担いでいます。

 一組みは先に長岡の花火大会の会場に着き、会場の設営の手伝いを行いました。もう一組は午後も古民家に残って作業を行った後、花火大会の会場に行き、とちお同住会の方々と一緒に花火を見ました。

 長岡の花火大会の最後は、全国的に有名なフェニックス花火で締めくくられました。フェニックス花火は2006年の新潟県中越地震の復興祈願花火です。被災者であるとちお同住会の方々と共に花火を見ることで、より貴重な体験となりました。

 今回の隊では、花火大会の後にフェニックス花火の来年の打ち上げるための資金となる、募金活動にも参加させていただきました。地元の方々と一緒に声を出し、多くの方々からご協賛をいただきました。募金活動を通して、長岡を元気にしたいという多くの方々の思いに触れることができました。
活動を終えて、地元の方々から「来年もぜひいらして下さい」と一言いただきました。この活動を通じて長岡の方々の力になれたことに、とても喜びを感じました。


最終日に全体で集合写真。

 最終日には同住会の方の畑で蕎麦撒きを行いました。この隊で撒いた種がいつか芽を出し、成長した姿を見ることが今から楽しみです。(中央大学2年 久住 園子)

 活動の詳細は随時とちおブログにて更新中:http://blog.canpan.info/ivusa-tochio/


【プロジェクトリーダーより】
 今回私たちは「人間の強さ」を長岡で実感してきました。
 一人では抱えられないお神輿を、何人もの人の力で力強く担ぎ、長岡の市章フェニックスのごとく、度重なる震災に負けず力強く夜空に広がる大輪の花火を打ち上げるための募金活動に参加させていただきました。

 お神輿も花火も、決して一人では成し得ないこと。
 多くの方の協力があって成り立っていることを知りました。
 人間は支え合って生きている。
 一人の力は微力でも、支え合えば喜びや感動を生み出せる。

 私たちは長岡でたくさんの笑顔と感動に囲まれ、本当に幸せな時間をすごすことができました。
 今回、よそものだった私たち学生を温かく迎えてくださり、伝統ある長岡祭りに携わらせていただき長岡の方々へ感謝御礼申し上げます。

 また活動を支えてくださったとちお同住会の方々、IVUSA事務局の方々、OB・OGの方々、そして参加した37名の仲間たち、この活動に関わったすべての方々、本当にありがとうございました!!!(法政大学4年 峰岸 沙織)