会員の方はこちらから
>ID/パスワードを忘れた方はこちらから11月12日に滋賀県立大学にて、当協会事務局員と学生インストラクターによる危機対応講習(CMT)を開催しました。
滋賀県立大学では、“スチューデントファーム「近江楽座」‐まち・むら・くらしふれあい公舎‐”(以下:近江楽座)という、地域貢献を目的とする学生主体のプロジェクトを募集・選定して全学的に支援する教育プログラムを実施しています。
近江楽座では農作業、古民家等の建物改修、子どもや高齢者との交流、被災地復興支援など様々な取り組みを行っており、参加する学生の安全管理の意識向上を目的にスキルアップ講座を開催しています。
IVUSAは一昨年から、「ボランティア活動における実践的安全管理について」というテーマで、2時間の講習を担当させていただいております。
当日は、近江楽座で各プロジェクトのリーダーを務める学生など、32名の方にご参加いただきました。
講習の内容は、①リスクヘッジについて、②活動先でのKY活動(危険予測・予知活動)、③自動車や自転車運転に関する安全管理チェックシートの作成、④IVUSAの安全管理に関する取り組みの紹介をしました。
講習では、一方的な座学形式ではなく、受講学生自らが考え、グループでコンセンサスを形成していくことに重点を置き、グループワークを中心に行い、各グループがまとめた内容を発表していただきました。
講習後、参加いただいた方から「リスクに対する考え方がよくわかった」「常に最悪の事態を想定することの重要性がわかった」「グループで議論、共有することの大切さがよくわかった」などと、コメントいただきました。
危機対応講習(CMT)は、IVUSAが社会や人々の営みに存在する危機を分析・研究した成果と、過去25年間にわたる災害救援活動等の現場で身につけたスキルを、実践的かつ誰にでも出来る応急救命法や安全管理法と組み合わせたものです。
IVUSAでは研修プログラムのご提案も行っています。詳しくはIVUSAのホームページをご覧ください。