3月25日（日）、東洋大学白山キャンパスで「2012年新春企画 *Beyond発*大学生のためのNPO・学生団体の合同説明会」が開催されました。
今回はまだ活動を始めていない大学生や高校生がNPO/NGOと出会う場を提供するとともに、既に活動している団体や個人が分野を超えて交流する機会とす
ることを目的としています。当日はIVUSAを含め14団体がブース展示し、115名の高校生・大学生・社会人が参加しました。
午前中は、西尾 雄志氏（日本財団学生ボランティアセンター（Gakuvo）所長・早稲田大学客員准教授）による基調講演から始まりました。なぜ学生時代にボランティア活動をすることが必要なのかを分かりやすく説明してくださいました。
Gakuvoのウェブサイトでもそのポイントは紹介されています。
次に、環境・国際協力・災害救援の各分野で活動している大学生によるパネル・ディスカッションが行われ、活動する中で感じた生の声を聴くことができました。
パネリスト：
横須賀 勇史さん（東洋大学3年 オックスファム・ユースグループ副代表）
上地 成就さん(東京工業大学大学院 エコ・リーグ Campus Climate Challenge実行委員会 実行委員長）
益子 将太郎さん（日本大学3年 国際ボランティア学生協会学生代表）
コーディネーター：
岡田 彩さん（NPO法人エコ・リーグ副代表理事）
午後は、ブース展示と2つのワークショップを並行して行いました。
ワークショップの一つ目は、キャンパスにおけるボランティア活動のリーダーを育成しているオックスファムの「CHANGE Initiative」プログラムの紹介をベースに、海外と日本の大学生の活動について比較するもので、プレゼンターをオックスファム・アメリカ チェンジ・リーダーのサーシャ・ミロノヴァ (Sasha Milonova)さんが務められました。
もう一つは、「学生ボランティア研究会」*が行った大学生の被災地に関与する際のあり方、被災地支援のボランティア活動に参加することの「学生にとっての」意義、ボランティア派遣活動への大学や諸団体の関与のあり方等を検討するためのアンケート調査の結果を報告でした。プレゼンターは小林 功英氏（学生ボランティア研究会）で、大学としての被災地支援のあり方について参加者同士で議論をしました。
アンケート調査は
コチラからダウンロードできます。
*学生ボランティア研究会とは、大学における震災ボランティア支援のあり方に関する調査研究を行うために結成された主に大学の高等教育研究者で組織される研究会
ブース展示の会場の中には、相談コーナーも設けられ、まだ大学でどんな活動をしたいか決まっていない人、今やっている活動にちょっと限界を感じている人向けに経験豊かな先輩が、ぶっちゃけ話も交えてアドバイスしていました。
【ブース展示をしてくださった団体】
NPO法人オックスファム・ジャパン
オックスファム・ユースグループ
NPO法人シャプラニール＝市民による海外協力の会 シャプラニールユースチーム
NPO法人日本国際ワークキャンプセンター（NICE）
NPO法人エコ・リーグ（全国青年環境連盟）
日本模擬国連
United Youth
一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター
NPO法人国際ボランティア学生協会（IVUSA）
Youth for 3.11
NPO GoodDay
荒川クリーンエイド・フォーラム
Climate Youth Japan（CYJ）
地球サミット2012 Japan
最後には、2012年度のBeyondの方向性についての説明が、Beyond2011実行委員長でエコ・リーグ事務局長の福島 宏希さんからありました。
Beyond2012も運営スタッフや一緒に作り上げていく実行委員団体を募集しています。
その後は懇親会も行われ、とても盛り上がっていました。
ブース展示していただいた団体の皆さま、休日にも関わらず朝から参加してくださった皆さま、ありがとうございました。（理事 伊藤 章）
2012年新春企画 *Beyond発*大学生のためのNPO・学生団体の合同説明会
＜主催＞
◆NPO法人国際ボランティア学生協会（IVUSA）
◆NPO法人エコ・リーグ（全国青年環境連盟）
＜共催＞
◆United Youth
◆地球サミット2012Japan
◆日本模擬国連
◆IAVE日本（ボランティア活動推進国際協議会日本）
