12月11日(日)に、東洋大学白山第2キャンパスで 国際協力入門ワークショップが開催され、約30人 が参加しました。これは国際問題への理解を深め、活動の場へとつなげることを目的としているもので、今回が3回目になります 。
今回のテーマは「途上国の教育問題」です。
春にカンボジア小学校建設プロジェクトが行われるため、カンボジアの教育問題を深めるとともに、今回のプロジェクトには参加できない1年生も多いため、国内で何ができるのかを考えました。
そもそもなぜ教育が必要なのかということと、世界は教育問題に対してどのような取り組みをしているのかを学び、カンボジアを例に挙げ、「教育サービスを提供する側(教育省)」「教育サービスを提供される側(子どもや親、地域コミュニティ)」「ドナー国(カンボジアを支援している国際機関やNGOなど)」の3つの視点から、どのような問題があるのかをみていきました。
スタッフの学生が調べ、レクチャーを行い参加者は真剣に話を聞いてくれました。
レクチャー後には、質疑応答のコーナーを設けより理解を深めるとともに、レクチャー後には質問用紙を配って、全員に質問を書いてもらいました。そこでは、普段あまり聞くことのできない参加者の率直な質問を聞くことができました。
発表の様子。
その後は、グループワークを行いました。
「もし国内で新しい国際協力のプロジェクトを立ち上げるなら?」「子どもに国際協力の必要性を伝えるためには?」「政治家にODA予算を増額してもらうには?」という3つのテーマを設定し、それぞれのテーマについてどうすれば実現可能なのかを2グループに分かれて発表してもらい、どちらがより説得力があったかを全体でジャッジしてもらいました。
グループワークや発表の様子。
このワークショップを通じて、途上国の教育問題の知識を深めることができたと思います。(東洋大学1年 藤山 菜津美)