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竹林整備活動合宿@こどもの国

 9月15日、16日の2日間、学生80名と事務局員1名は神奈川県横浜市青葉区にある児童厚生施設「こどもの国」にて竹林整備活動を行いました。

 多摩丘陵をそのまま生かした自然の多い遊び場を有し、その広さはディズニーランド約2個分とも言われる広大な敷地に対し、園内整備のスタッフは少数で、整備作業が大きな負担となっています。
 そうしたこどもの国の問題と災害派遣の際に動ける人財を育てるための現場研修となるものを目指すニーズがマッチしこの活動は始まりました。園内整備のお手伝いをさせていただくことによって、園内の景観の保持、子供たちが安全に安心して遊べる環境を作っています。

 今回の活動の目的は、こどもの国のニーズに応えるとともに、現場で活きる能力を身につけることでした。こどもの国の敷地は広大であるが故に、整備しなければならない場所も広大です。それを学生の数の多さを活かして整備を進めるとともに、災害現場や他の活動で活躍できる人財を育てるための現場研修となる活動を目指しました。

 1日目の15日は質の高い研修を行うことに重きを置いて活動しました。雨の中の作業となり2つに分かれたそれぞれの現場でぬかるんだ地面と雨で体が冷えるのに注意しながら活動しました。学生たちは真剣に研修を受け、すべて吸収しようとする勢いで取り組んでいました。

 作業のあとは一日を通して自身のよかったところ、悪かったところ、改善策を話し合う場が設けられ、学生たちは明日の活動に向けて団体として、個人として何ができるかを考え、共有ました。

 2日目の16日は昨日の研修を活かし、竹を切り進める作業を多くしました。天候には恵まれましたが、依然ぬかるんだ足場に気をつけながら活動をしました。切った竹を山から下ろし、3mに切りそろえ、枝打ちをし、集積する作業を全員が声を出し、一丸となって活動しました。

 全作業終了後には、こどもの国施設管理部の梅澤淳さんより、「危険な現場がひとつもない稀な現場だった。ぜひこれからも来てください」とお言葉を頂きました。
 最後に今活動のリーダーである木下舞子(神奈川大学4年)から、「全員が怪我なく満足した顔をしてこの活動を終えられた事がうれしい。この活動を通して得たことを次に活かしてほしい」と挨拶があり、この活動は終了しました。

 活動は無事終了しました。学生全員が活動を通して自身と真摯に向き合い目標達成に向けてひたむきに作業をおこないました。2日目は天候にも恵まれ作業を順調に進めることが出来ました。全員が活動を楽しかったとふり返り、各々写真を撮るなどして、別れを惜しみながら解散しました。

 今回の活動で得たものを、これからの竹林整備活動や災害救援の活動で活かしていきたいと思います。最後になりましたが、本活動にご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。(龍谷大学3年 衣川 京摩)