11月26日に、第一回目となる淀川清掃活動を行いました。
参加者はIVUSA108名、一般参加者9名の計117名という、関西では大規模なプロジェクトのうちの一つです。活動場所は三矢地区、三島地区、野草地区の3か所で取り組みました。今回は河川レンジャーが主催であり、IVUSAは共催という形で活動を行いました。河川レンジャーとは、住民の方々と行政をコーディネートし、河川管理推進のために活動している方々です。詳しくはコチラ。
まず午前は、三矢地区と三島江地区に分かれて作業に取り組みました。三島江では、二つのワンドと呼ばれる川に接した小さな池周辺の清掃と草刈りを行いました。上流から流されてきたゴミがたまっており、集めたごみは計59袋に及びました。三矢では、主に川沿いの茂みの清掃を行い、計83袋のごみを収集しました。
三島江地区では沼からオートバイを引き上げました。
三ツ矢地区の作業の様子。
午後からは、全員が合流して野草地区での活動に移りました。ここでは三つのルートに分かれて作業し、外来種の雑草が生い茂っていた園路に人が通行できるよう草刈りを行いました。集めた草は山積みとなりました。
園路の草を刈りました。
作業後は、河川公園にて参加者全員で交流会を行いました。河川レンジャーの方々に淀川に関する知識を教えていただいたり、学生が質問したりしました。淀川に関するクイズ大会も行いました。最後に豚汁を食べながら、一般参加の方々との関係性を深めるこができました。
交流会の様子。
清掃後の場所を見た地元の方々は驚かれており、自分も何かしないと!とおっしゃっている方もいました。今後、地域の方々を更に巻き込んだ活動にしていくきっかけを作ることができたのではないかと思います。
河川レンジャーは五つの地域で活動していますが、今回は高槻を管轄している河川レンジャーの酒井信行さんという方の協力があって淀川清掃を実施できました。本当に感謝しております。
きっかけづくりを目的とした第一回目の活動でしたが、今後も持続した活動にしていこうと考えています。(立命館大学3年 大宅 和奈)