11月25日(金)から27日(日)の活動には60名が参加しました。
長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動が始まってから3年が経とうとしています。
今回の隊は、年内最後の活動ということで、普段活動の拠点となっている古民家(「梁山荘」)の「冬支度」として、雪囲い、雪溶かしの池作り、古民家の大掃除を行いました。
また、日ごろからお世話になっている同住会の皆様、そして今年のGWの1次隊から2週間前の11次隊まででお世話になった地域、団体の皆様をお呼びし、1年間の感謝の気持ちを込めた「ひとつなぎの大交流会」を行いました。
今回、栃尾には例年より早く雪が積もっており、私たちが到着した際には、古民家は雪で囲まれていました。学生全員で雪かきを行い、その後に雪囲いの作業をしました。慣れない雪の中での作業でしたが元気に行い、午前と午後の作業で古民家の冬支度を完了することが出来ました。
雪かき作業の様子。
大交流会での乾杯の様子。
夜には、お待ちかねの大交流会を、長岡市の公民館「皆楽荘」で行いました。各隊でお世話になった方々と学生との再会を喜ぶ姿が印象的でした。
お集まり頂いた皆様へ、学生からは、よさこいソーランのダンスを披露し、1年間をふり返るムービーをご覧いただきました。そして最後に、縁ある学生から、地域、団体の代表者の方へ感謝状を贈呈しました。
感謝状を贈呈している様子。
一緒に活動した時間はほんの数日ですが、そこで生まれた絆がたしかに深まっていたことを確認することができ、とても幸せな時間でした。
最後に、童謡の「ふるさと」を全員で合唱し、また来年もよろしくお願いしますということをお互いに伝え合いました。
最終日に古民家では、大掃除の後に4年生へ向けた卒業企画を行いました。
年間の隊の中から特に優れた活動を行った隊を褒章するTochio of the year、また先輩への記念マグカップの贈呈式を行いました。今回の隊が最後の活動となる多くの4年生と1年生、2年生、3年生とで有意義な時間を過ごしました。
そして最後に、みんなで古民家へお礼の言葉を言い、帰京しました。(東洋大学2年 澤木 彩香)
4年生への卒業企画の様子。
【プロジェクトリーダーより】
長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動は今年で3年を迎えました。今回の隊は年内の最後ということもあり、ずっと活動に関わってきた4年生にとっては様々な想いの詰まった隊でした。
今回の隊のコンセプト「Going(進む)Home(ふるさと)」は、今年1年、活動を支えてくださった皆様への感謝を伝えるとともに、次の1歩へ繋げるという意味を込めていました。
大交流会を通して、地域の方々との再会や、新しい出会いがありました。
そこでは、地域、団体の代表の皆様は口をそろえて、IVUSAと一緒に活動した時間をかけがえのない時間ということを仰って下さりました。僕たちの活動が、地元の人たちの心に残っていることを知ることができ、本当に嬉しく思いました。また戻ってきたい場所が「ふるさと」なんだと思うことが出来ました。
毎年、同住会の方々とIVUSAの絆は大きくなって、3年目の今年も多くのことに挑戦してきました。4年生は卒業しますが、来年はもっと栃尾で色々なことが出来ると、絆は大きくなっていくと確信しています。
最後に、今年も活動を支えてくださりました栃尾に関わる全ての皆様へ感謝申し上げます。これからも宜しくお願い致します。(東洋大学4年 笹 雄貴)