YURUSOUは、既存の清掃イベントやキャンペーンの様に、大規模な清掃だけを行うものではありません。
一つひとつの清掃は小さくても、もっと人々がゆるく、気軽に清掃活動を各地で行います。
気軽にできるからこそ、清掃が楽しめる、自分たちがやりたい清掃ができる。
大きな清掃だけじゃなく、各地で小さくても、清掃を行う事で日本が綺麗になる。
そんな細やかだけど、清掃できる喜び,楽しさを、ゆる~く広めていこうというのがYURUSOUです。
「清掃ってこんなに簡単な事なの忘れてました」
これは、YURUSOUに参加した、ある学生の声です。
清掃が簡単、言われてみれば当然の事だけど、IVUSAで大きな清掃活動をする度に許可や、色々な準備をしていく間に、こんな単純な 事を忘れていたIVUSAの学生は結構多かったようです。
11月19日から11月27日の間に、アメリカやバングラディッシュの海外を含む、大小併せて27ヶ所清掃で清掃が行われ清掃のべ1,181人の方々に参加していただきました。
ゴミの回収量は可燃306袋不燃132袋カン、ビン、ぺットボトル156袋、合計594袋のゴミを回収する事ができました。
他にも、余った木材を処理する自分の部屋の服をたたむ、学園祭後のポスターを剥がすなど、思い思いの清掃が行われていました。
行われた清掃は、毎年行われている700人で行った多摩川清掃から、駅前を走っている自転車を止めてサドルを拭いたりと、ちょっとしたおせっかいから様々な清掃が行われていました。
また、今回の活動はフェイスブックを通じて約6,000人の方達の目にとまりました。
簡単だけど、実際にやってみるまでが、ちょっと腰が重い清掃。でも実際やってみると、自分たち以外にも清掃している人がいたり、通りすがりのおばちゃんに差し入れもらったり、ねぎらってもらったり……
これからも、そんな小さな出会いや幸せを、YURUSOUで作っていけたらと思います。(日本大学4年 小野寺 利仁)