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瀬田川オオバナミズキンバイ除去活動

 8月8日に滋賀県大津市の瀬田川にて外来水生植物の除去活動を行いました。当日は国土交通省琵琶湖河川事務所の職員の方々10名とIVUSA学生2名が参加し、特定外来生物オオバナミズキンバイ及びナガエツルノゲイトウの除去活動を行いました。

 オオバナミズキンバイは、2009年に初めて守山市の赤野井湾で確認され、2014年6月に環境省から特定外来生物に認定されました。強い繁殖力を持ち、生育確認から7年間で琵琶湖の南湖を中心に最大約30万㎡生育面積を拡大させました。これにより、水質の悪化や琵琶湖特有の生態系、漁業への悪影響が危惧されています。
 瀬田川は、琵琶湖から流れ出る唯一の河川であり、下流域に拡散しないよう早期に除去していく必要があります。

 今回の活動では、9月初頭に行われる「琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018」での作業をより効率化するため、事前演習として行われました。

 午前9時から始まったこの活動は、暑い中でしたが皆いきいきと活動に取り組み、12時をもって終了しました。

 活動成果としては、岩場・水辺に生えていたもの含め除去面積約50㎡、除去重量約400㎏のオオバナミズキンバイとナガエツルノゲイトウの除去に成功しました。

 学生2名と少人数の参加でしたが、琵琶湖河川事務所 河川環境課長の後藤様より、「少人数でも来てくれるだけで嬉しい。災害救援活動や大作戦の準備など忙しい中ありがとう。これからの活動でもよろしく」とのお言葉を頂きました。

 今回お世話になった国土交通省 琵琶湖河川事務所の皆さまありがとうございました。今後、8月22日・29日にも同様に活動を行います。「琵琶湖外来水生植物除去大作戦2018」に向けて元気よく活動していきますので、宜しくお願いいたします。(関西大学 3年 國重 舞)