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9月28日(水)にキャロットタワー内の世田谷文化生活情報センターでSocial Action Team第20回講座が開催されました。
前半はコーディネーターである世田谷区議会員の風間ゆたか氏が学生に対してワークショップを3つ行いました。1つ目は“自分の未来予想図”を想像してみようというものでした。未来に対して目標があるか。また、その目標を達成するためには何を行わなければならないかを考えていきました。
2つ目は数分の中でたくさんの参加者との自己紹介を行いました。近年企業が求める能力は社会人とのコミュニケーション能力です。いかにして自分を表現し相手と付き合っていくかが問われるものでした。
3つ目に参加者に“これから前に出てきて難しいことをしてもらいます。”という何をするのか分からないという条件の中で、挙手をしてもらいました。挙手した数名は前に出て大きな声でただ“叫び”ました。簡単なことです。人間はかならず保守的になってしまうということがあります。何をするのか分からないのでつい問題に飛び出せなくなってしまう。やってみればたいしたことでもないのに怖気ついてしまう。実は一歩踏み出してしまえばあとは簡単なんだと思わせてくれるワークショップでした。
後半は独立行政法人国際交流基金の奥裕子氏を招いた講演会でした。内容としては前半の風間ゆたか氏が行ったワークショップを自らの実体験と照らし合わせてお話していただきました。東京女子大学卒業後、裕子氏ならではの誰にも負けない前向きな姿勢で、就職氷河期と呼ばれる時代に見事大手旅行会社就職をし、法人営業として活躍しました。その後、豪国政府観光局の職員として働きます。そして、豪国政府観光局退職後単身渡米し、現地企業に就職。帰国後、今年、独立行政法人国際交流基金に転職されました。超就職難という時代にも関わらず4つも職場を変えご活躍されています。
さらに、奥氏は学生時代から英語が不得意だったそうで、TOEICのテストでは500点台だったのですが、海外で働くようになり自然と英語が身に付き、現在では800点台という高スコアを取っています。
氏がこの経験を通して思ったことは 「フィードバックを常に行う」「ハードルが高いけれどもチャレンジをする」「がむしゃらになって働く」「飛び出して→経験を積む→結果は付いてくる」「想像することですべては可能になる→未来の自分を想像する」ということだそうです。(神奈川大学1年 保坂 大樹)