9月23日(金)から9月25日(土)までの活動には25人の学生が参加しました。
今回の活動内容は稲刈り、農作物の収穫、3次隊で植えたひまわりの種の収穫です。同時に地域の方々との「濃い交流」に重点をおき、また私たち自身が農業と深く向かい合うことを目指しました。
1日目の稲刈りの作業は天候に恵まれず、去年に続いての中止となってしまいました。悔しい想いをした隊員たちでしたが、日頃活動でお世話になっている古民家への恩返しとして修復活動に懸命に取り組みました。夜には同住会の方々と晩御飯を囲みながら栃尾の未来、農業について真剣にお話しをしました。
同住会の方々との集合写真。
2日目は半蔵金集落の方々とひまわりの種の収穫を行いました。予想以上の種を収穫でき、この種が現在私たちも救援活動に参加させていただいている東北の地でいつか花を咲かせることが楽しみです。半蔵金集落の方々とはお昼ご飯をご一緒させていただき、本当に温かく心がお互いにほっこりするような交流をさせていただきました。
ひまわりの種の収穫作業の様子。
3日目の最終日はNPO法人UNEさんと一緒に活動させていただきました。UNEさんは家老さんを中心とされたNPO法人で障がい者も健常者も高齢者も若者も、みんなが農業を通して持続可能なユニバーサル社会の実現を理念とされている団体です。 今回が初めての交流でしたが、農作業をご一緒させていただく中で初めてだとは思えない繋がりの意識が芽生え、最後には「また一緒に活動したい!」と参加者たちから声が飛び交うようになっていました。 (同志社大学2年 田中 志穂)
UNEの方々との集合写真。
【プロジェクト・リーダーより】
「濃」~濃い交流、農業を深く知る~
8次隊の活動コンセプトです。古民家修復、ひまわり収穫、同住会、半蔵金集落の方々との交流会。そしてNPO法人UNEさんとの農作業。さまざまな視点で「栃尾」という地域を知れたのではないかと思います。
隊員同士の濃い関係、そして今回生まれた新たな繋がりを、今後の活動にも活かして。みんなでとちおを盛り上げていきましょう!(拓殖大学3年 橋本 雄大)