8月31日(水)に国士舘大学世田谷キャンパスにて国際協力の入門ワークショップが開かれました。
今夏IVUSAでは海外でのプロジェクトがないということもあり、私たちが国際協力について学び、改めて学生に何ができるのかを考えることを目的として行われました。
午前中は、国際協力の概要や課題について伊藤 章IVUSA理事や、法政大学の大学院で国際協力を専攻している苅込里佳さんから学びました。今の私たちの豊かな生活と途上国における貧困が表裏一体の関係にあるということには強く心に残りました。
午後からはグループワークを行いました。参加者は途上国を援助する立場になりながら、起こりうる問題について議論し、援助をするだけでは解決しない問題が多くあるということに頭を抱えつつもどうすれば改善へと繋がるのか話し合っていました。
次に事務局員の外木絢子さんからIVUSAの国際協力へのスタンスなどのお話をしていただきました。その後はこのワークショップで知ったことや印象に残ったことをベースに各グループで国際協力につながる活動の企画案を考えて発表しました。企画案はグループごとに個性がでて、作成中も参加者はお互いのグループの内容を見せ合い、盛り上がっていました。
今回は約6時間という長いワークショップでしたが、参加者は世界や国際協力について見つめ直し、考える契機になったのではないかと思います。(拓殖大学2年 水口 和美)