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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから6月3日千葉県八千代市桑納川にて、学生8名で印旛沼クリーン大作戦を実施しました。
活動場所である印旛沼は、観賞用に持ち込まれたナガエツルノゲイトウが大幅に繁茂し、それにより生態系への悪影響を及ぼす恐れがあるとされています。
また、この植物が繁茂することにより、揚排水機場等でスクリーンや防塵機を詰まらせ、機能低下や故障の原因にもなり、その結果洪水を引き起こすといったリスクがあります。
昔は近隣住民にとって身近な沼であった印旛沼でしたが、今では日本一汚い沼とされています。
「そんな印旛沼をきれいにしたい」という千葉県に住む学生の想いから、この活動は始まりました。
私たちIVUSAの学生と関係者の方々ではこの桑納川で継続的にナガエツルノゲイトウの除去作業を行っています。
当日の朝、桑納川公園にて開会式が行われました。
冒頭、印旛沼流域水循環健全化会議の生態系ワーキング座長で東邦大学教授の長谷川雅美さんより、「先月の活動でもナガエツルノゲイトウがあまりない印象がありましたが、それは私達が今まで地道に活動してきたからです。今日は私達が今までやってきた活動が実を結んだことを実感する日になるでしょう」というお言葉を頂ました。
その後、一日の流れを関係者の方より説明していただき、上流と下流に分かれて作業に取りかかりました。
今回は学生がみな川に入り、陸地から見えないナガエツルノゲイトウを丁寧に取りきるという作業でした。
今までの活動では途中で雨が降ってきてしまうことが多く、急いで取るような作業になっていましたが今回は一本一本確実に取りきることができました。
午前中で作業を終え、その後やちよ農業交流センターにて関係者の方々と事後勉強会を行いました。
事後勉強会では作業の反省も話し合いましたが、今回はナガエツルノゲイトウの生態や千葉県印旛沼流域水循環健全化計画、治水リスクについて関係者の方々から詳しくお話を聞くことができ学生たちは知識を深めました。
その後、やちお農業交流センターにて現地解散となりました。
最後になりましたが、この活動に多大なご協力をいただいている行政、団体、企業、地元住民の皆様に深く感謝申し上げます。
今年の夏に行われる活動、そして今後ともよろしくお願いいたします。(東洋大学3年 上野 日菜子)