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SAT(Social Action Team )第18回講座

 5月26日(木)に、国立オリンピック青少年記念総合センターでSAT(Social Action Team )第18回講座を行いました。今回は、本来3月24日に予定されていましたが、震災の影響により延期となっていた、ソフィアバンク副代表の藤沢 久美氏による講演でした。


全体の様子。

 藤沢さんは、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業され、その後シンクタンク・ソフィアバンクの設立に関わられ、現在は副代表を務められています。長年、多数のメディアを通じて投資、起業、経済や経営についてわかりやすく解説なさっています。


講演される藤沢 久美氏。

 講演は、藤沢さんの大学生時代のお話からはじまり、どのようにして、今の藤沢さんになったのかというお話をたくさんのすばらしい人生訓とともに話してくださいました。「自分のやりたいことではなくても与えられたことをやれば目的に道は違えどもたどり着くことができる」など、これからの将来について深く考えることの多い私たち大学生にとても学びや気付きの多い内容でした。

 毎年「世界経済フォーラム」(ダボス会議)が発表する、財政界や文化・学術研究などの各分野で活躍し、将来的にも世界で活躍を期待されている「ヤング・グローバル・リーダー」に選抜されるなど、さまざまな分野でリーダーをなさっている藤沢さんですが、今もなお大企業の経営者から居酒屋の店長までいろいろなリーダーの近くになるべく行き、日々積極的に話しかけどのようなことを考えているのかを学んでおられます。
 また、「社会起業家」として紹介されることの多い藤沢さんから、「全ての人が社会起業家であり、物を作ること、子供を育てること、家事をして夫を支えること全てが社会貢献だと思う」と強調されました。

 講演の後は、藤沢さんに学生からの質問タイムを設けました。時間を30分以上延長しましたが、質問が止まることがありませんでした。(国士舘大学4年 池田 麻奈美)


質疑応答の様子。

【参加者の方の感想(一部)】
・経験に基づいた説得力のある言葉ですごく納得できる点が多かった。
・覚悟を決めて行動するというメッセージが心に響きました。人は努力をして認められ、信頼されるということがわかりました。
・自分の気持ちに正直に生きるという言葉がとても胸に響きました。自分の野望のためにがんばろうとわくわくしてきました。
・自分に対して影響力のある言葉が多くとても明るくなりました。