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竹林 食育活動

 竹林食育活動が、4月22日に神奈川県のこどもの国で行われ、学生39人が参加しました。
 この活動は、児童養護施設の子どもたちと大学生が一緒にたけのこを掘り、そのたけのこを使った料理を食べることで、食べ物について学びながら交流を深めることを目的としています。今回は、児童養護施設「松葉園」の子どもたち10人が参加してくれました。

 最初に、学生の中で2チームに分かれて現場整備と竹水鉄砲づくりを行いました。現場整備のチームは、たけのこが生えている場所、足が滑りやすい場所を確認しました。
 もう一つのチームは、竹を使った水鉄砲を作りました。水鉄砲の作り方が難しかったようで、多くの学生が悪戦苦闘していました。

 次に、子どもたちと合流し、進化じゃんけんを行いました。進化じゃんけんというのは、始めはみんながひよこになりきり、じゃんけんに勝つごとに進化して、最終的に人間に進化したら勝つ、というゲームです。このゲームを通して、学生と子どもたちは交流を深めました。

 続いて、子どもたちと一緒にたけのこ掘りをしました。子どもたちは器用にたけのこを掘り、進んでたけのこが生えている場所を探していました。足が滑りやすい場所に行く時は、学生が子どもたちに手を差し伸べて協力していました。

 たけのこ掘りの後は、炊事場に戻り、竹水鉄砲を作って、広場で遊びました。竹水鉄砲に絵を描いたりして、自分なりの竹水鉄砲を作りました。
 広場では、竹水鉄砲を使って、お互いに水をかけ合い楽しみました。竹水鉄砲の使い方を変え、竹に水をためてバケツのように扱う子や、プラスチック製の水鉄砲を使ったりする子もいて、それぞれが水のかけ合いを楽しんでいました。

 次に、みんなでお昼ご飯を食べました。メニューは、たけのこの入った豚汁と、たけのこご飯です。自分たちが掘ったたけのこが料理に使われました。食事をする前と後に、いただきますとごちそうさまの歌を歌いました。この歌を通して、料理を作ってくれた学生に感謝の気持ちを伝えました。

 最後に、お別れ会を行いました。子どもたち一人ひとりが学生に感謝の気持ちを伝えていました。お別れ会の後に記念写真を撮影しました。そして、子どもたちとこどもの国の入り口でお別れし、竹林食育活動は終了しました。(群馬県立女子大学2年 大槻 遥香)