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竹林整備合宿@こどもの国

 3月17日から18日の2日間、学生104名と事務局1名は神奈川県横浜市青葉区にある児童養護施設「こどもの国」での竹林整備活動を実施しました。

 広い敷地に対して園内の整備は少数のスタッフで行っており、整備作業が大きな負担になっています。園内整備のお手伝いをすることによって子どもたちが元気に安心して遊べるような環境を作っています。

 今回の活動の目的は、こどもの国のニーズを完遂するとともに、竹林の未来を考えることでした。整備しなければならない竹林は膨大にあり、すべて整備し終わるのに10年かかると言われています。

 今回は、竹林を整備するだけでなくこどもの国へ現場の未来を提案することを学生たちが竹林整備活動の効率化を洗い出す活動を目指しました。

 1日目は、前日の雨で緩い足場に気を付けながら活動しました。
 2つの作業現場に分かれて竹を切り進めていきました。作業が始まると経験豊富な先輩たちが竹を切ったことがない学生に切り方を教え、慣れない様子だった学生も午前中の作業が終わる頃には自分の任せられた作業がスムーズに進むようになりました。

 また、学生一人ひとりがどのようにしたら効率よく作業が進むのか模索しました。
 作業後は「竹林の未来について」の意見を共有し合う時間が設けられ、自分たちの良い所と改善点、そして切った竹の有効活用方法などの竹林とのよりよい関係づくりについて考えました。

 2日目、活動中は寒暖差があり、各々が体温管理に気を付けながら活動しました。1日目の反省を改善し、作業前にもう一度レクチャーを受け、安全管理に徹底しました。

 1日目に引き続き竹を切る、3メートルの長さに切る、枝打ち、竹を集積する作業をしました。
 全作業終了後には、こどもの国施設管理部の梅澤淳さんより「2日間で、我々の30日分の整備をしてくれました。ありがとうございました。これからもぜひ来てください」とのお言葉を頂き、今回の竹林整備活動合宿が締めくくられました。

 活動は無事終了しました。学生たちは全員で最後まで懸命に整備活動の目標達成に向けて取り組みました。天候に恵まれ、作業は順調に進み、見通しの良い竹林にすることができました。(群馬県立女子大学1年 野中 はな)